綺麗な景色と愛犬の写真を記念に残したい!お友達同士で並んで撮りたい!でも「写真撮るよ!」となるとなかなか愛犬がカメラを見てくれなくて苦労した経験はありませんか?
実はちょっとしたコツで犬からのカメラ目線をもらえて可愛く撮れる方法があります。
この記事では、ドッグカフェで一日パピーさんからシニアさんまで何頭もの写真を撮るスタッフが秘伝の写真テクニックを解説します。もちろんプロのカメラマンではないのでみなさんもマネしやすいと思います。
なぜ犬はカメラを向けると目を逸らしちゃうの?
「撮るよ!」と言った瞬間目を逸らされたり、「こっち向いて〜」と言えばあっち向いてホイ状態に、、、
レンズが光ったり、音がすることで拒否反応が出てしまう子が多いそう。目を逸らしたり、あっちむいてホイ状態になってしまうのにはわんちゃんからすると「怖い」「嫌い」「やめて」という拒否反応なのです。
実は「場所選び」が重要
可愛く落ち着いて撮るには場所選びも重要になります。
気が散ってしまうような場所ではないか
愛犬の写真を撮る時、周りに他のわんちゃんや小さい子がいるなど、リラックスできない環境ではありませんか?警戒心が強い子は特に集中できずお写真どころではなくなってしまいます。
もちろん写真映えする場所で撮りたい気持ちもわかりますが、そのような環境に慣れていない子は人通りが少なく、飼い主さんの指示だけに集中できるような落ち着いた場所を選ぶのもコツです。
高すぎる場所、狭すぎる場所、足場が悪い場所ではないか
恐怖や不快に感じる場所では人間も嫌ですよね。わんちゃんたちからしたらちょっとした椅子なども高く感じる子がいます。足元も安心してお座りできるような場所を選んであげましょう。
犬の写真を可愛く撮る裏ワザ3選
裏ワザ1:おやつを使った方法
おやつを使って犬の気を引くのは、最もポピュラーで効果的な写真の撮り方です。もちろんおやつを見せるだけでも効果はありますが、実はポイントをひとつ加えるだけで成功率がぐんっと高まります!
1.まずは撮りたいポイントでお座り、待てを指示。
【ここがポイント!】
この時鼻先におやつを見せて頭の方に向かって高く視線を導きます。そうすることで無理やりではなく自然とお座りすることができます!
2.待てができたら鼻先におやつを見せてカメラレンズの方に腕を引いてきます。
3.気をひいている間にシャッターを押します。
4.ソワソワし始めますが、「待て」「お座り」を繰り返し、できたらおやつをあげる。
出来たことに対しおやつをあげるので、成功体験に繋がります。写真を撮り慣れていない子を慣らしていくにも効果的です。
裏ワザ2:口で聞き慣れない音を出す方法
パッと唇で弾いて音を出してみたり、口笛を吹いてみたりおもちゃの「キュッキュ」という音でも効果的です。
【ここがポイント!】
おもちゃの音を鳴らすとき、あまりにも大好きなおもちゃだと「おもちゃちょうだい〜!」と動いてしまい写真を撮れるようなテンションではなくなってしまいます。"大好きすぎないおもちゃ"を選ぶのがポイントです。
裏ワザ3:ちょっとしたウソをつく方法
申し訳ない気持ちもありますが、この方法が一番目線をもらえます。
1.手をグーにして何かを持っているかのようにしカメラの横らへんに置きます。
【ここがポイント!】
この時手の中におやつなど何も入れず空で大丈夫です!
2.「これな〜んだ!?」とワントーン明るめの声で興味を持ってもらえるようにします。
3.気づかれる前にシャッターを押してください!
「これなんだろ〜?」「美味しいものかな〜?」などはわからないだろうと思いがちな言葉ですが、実はわんちゃんたちは知ってます。笑
"完璧な写真"を求めないのが大切
完璧を求めてしまうとわんちゃんたちはストレスに感じてしまい、もっとカメラを嫌ってしまいます。嫌な印象を持たれるとなかなか変えることは難しくなってしまうだけでなく、ストレスを与えてしまうかもしれません。
完璧な写真を求めず、とにかく楽しい雰囲気が残せること、飼い主さんもわんちゃんも楽しむことをモットーに。ちょっと変な顔も目を瞑ってしまっても結局は我が子なら全てが愛おしい!その子それぞれの性格やキャラクターを重視した写真でたくさんの思い出を作ってくださいね。
可愛い愛犬をもっと可愛く撮る方法でした。ぜひ試してみてくださいね。