【保護】心臓病を抱えながらも懸命に生きた子犬『ガープ』の物語

【保護】心臓病を抱えながらも懸命に生きた子犬『ガープ』の物語

たとえ病気を抱えていても…君が生きる『今』がどうか幸せにでありますように。保護活動を行うピースワンコ・ジャパンさんの『オレンジ犬舎』で生きた『ガープ』の物語。

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里親に送り出すことができなくても…

保護活動を行うピースワンコ・ジャパンさん。これまでたくさんの保護犬達の命のバトンを、永遠の家族へのご縁を繋ぐその活動についてご紹介させていただきました。

しかし、ピースワンコ・ジャパンさんの活動はそれだけではありません。オレンジ犬舎で懸命に生きたガープの物語をご紹介します。

『オレンジ犬舎』で暮らす保護犬達

日々、多くの保護犬達を迎え入れ永遠の家族とのご縁を繋がれているピースワンコ・ジャパンさんですが、もちろんすべての保護犬達が里親さんの元へ巣立っていけるわけではありません。

高齢であったり、疾患を抱えていたり…様々な事情で里親へ出ることが難しい保護犬達にとっての居場所、それが『オレンジ犬舎』です。

生後5ヶ月の保護犬『ガープ』

2021年秋、生後5ヶ月の保護犬『ガープ』もオレンジ犬舎の一員でした。高齢の保護犬が多いこのオレンジ犬舎では珍しい存在でもあります。

重い心臓病を抱えたガープは獣医師からは『いつ亡くなってもおかしくない』と言われていたものの、たくさんの愛を受けながらその一瞬一瞬を懸命に力強く生きていました。

ガープのためにできること

心臓も奇形により壁がなく、血流が乱流していることからほんの少しの興奮が命を危険に晒してしまう可能性も。

本来ならば駆け回り、遊び回りたい年頃のガープ。多くの犬にとって楽しみのひとつであり日常の一部となるはずのお散歩も難しいガープのためにスタッフさんはバギーをプレゼントし、少しでも彼の1日が「今が楽しいもの」であるようにと工夫を凝らされていました。

オレンジ犬舎の『孫』的存在に

ガープを見守っているのは、スタッフさん以外にも…。そう、同じオレンジ犬舎で暮らす先輩保護犬達の存在です。

まるで孫を可愛がるおじいちゃんのように優しく接し、見守ってくれているお隣さん。ガープの病気を理解しているかのように静かにゆっくりと遊び相手をしてくれていたといいます。

たくさんの愛に守られながら

犬舎で日々お世話をされているスタッフさんはもちろん、先輩保護犬達やピースワンコ・ジャパンさんを通して支援されている方々からのたくさんの愛に見守れられながら、ガープは2021年12月、循環不全のため虹の橋を渡りました。

『ガープが幸せだったらいいな』

そう愛情を注ぎ続けたスタッフさんの心の中で、たくさんの人々の記憶の中で…今も尚、ガープは勇気を与え続けています。

彼の物語を、その勇姿をぜひ動画でご覧になってください!

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:ピースワンコテレビ PeaceWankoTV

ピースワンコ・ジャパン

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