ネグレクトにより、ひどく汚れてガリガリの小型犬を保護
保護
2021年3月に、RSPCA (英国王立動物虐待防止協会) 南オーストラリアは2匹の野良犬を保護しました。
2匹の名前は、「トビー」と...
「レニー」どちらもマルチーズ犬と見られます。
発見の経緯は明かされていませんが、野良犬として保護された2匹は、少なくとも2年間劣悪な環境下に置かれていたと思われます。どちらもひどく痩せていて、被毛は自身の糞尿や食べ物のカスなどでガチガチに固まっています。
固まった被毛で目が覆われ、よく見えていません。
治療とリハビリ開始
まず、RSPCAの獣医さんが「これほどひどい状態で放置された被毛は見たことがない」というほど固まった被毛を慎重にカットしていきます。
かなりの重みがあると考えられるので、痩せ細った体で本当に辛かったでしょう。
見ている方も「ふー」と息をつきたくなるほどさっぱりしました!
この後、治療とリハビリが1年続きました。
新しいお家が決まる
そして1年後...こんなに元気になりました。
トビーさん♪
そして、レニーさん♪
新しいお家も決まりました!
保護当時、こんなに悲惨な状態だった2匹ですが...
1年後にはこんなに美しく変身しました!どちらも、幸せそうな明るい顔をしていますね。
※こんなに可愛い2匹をひどい目に合わせた元飼い主ですが、2件の動物虐待の罪で有罪となりました。
まとめ
昨年、RSPCA南オーストラリアが介入した動物虐待やネグレクトのケースは980件にも登ります。すごい件数ですね。RSPCAの活動の多くは、ボランティアや寄付をしてくれる人たちで成り立っており、その人たちのことを「ヒーロー」と呼んでいます。
苦しんでいる動物たちの助けになろうと手を差し伸べてくれる彼らはまさしくヒーローです。
今現在ひどい仕打ちを受けている動物たちが、1日も早く発見され幸せになることを切に願います。
トビーとレニーの驚愕のビフォーアフターはこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA SA
RSPCA South Australia
▼ 公式サイトはこちら
https://www.rspcasa.org.au/