犬が見せる家族想いな行動
1.泣いている家族を慰める
家族想いな犬は、泣いている家族の悲しい気持ちを瞬時に読み取り、慰めるような行動をすることがあります。
- そっと隣に寄り添う
- 膝に手を乗せる
- 顔を舐める
- おもちゃを持って来て置く
行動は犬それぞれ違いますが、「どのような行動をしたら飼い主が喜んで笑ってくれるのか」を理解しているからこそ、できる行動だと思います。
2.喧嘩を止めに入る
家族想いな犬は、喧嘩をする家族の間に割って入り、体を張って止めに入るような行動をすることがあります。
兄弟喧嘩をしている幼い子供たちの間に割って入り、自分が代わりに叩かれても怒ったり逃げたりしない犬もいます。
兄を止めに入り、弟をかばうような行動が見られることもあり、弱い者を守るための行動なんだろうなと感じさせられます。
大人が夫婦喧嘩をしている時も同じです。
口喧嘩をしている時、声を荒げる方を止めに入り、黙って聞いている方を止めに入るような行動が見られることがあります。
喧嘩をする家族に対して犬がお尻を向けて座るのは、「まあ、ちょっと落ち着きなよ…」と伝えているのだとされています。
3.お見送り・お出迎えをする
家族想いな犬は、出かける時はお見送りをします。
学校や仕事に行く朝の憂鬱な気分を気遣ってくれているような行動です。
帰宅する時はお出迎えをします。「今日はどうだった?」「おつかれさま♡」と、労ってくれているような行動です。
いつもはお見送りもお出迎えも積極的にはしてくれないのに、今日に限ってなぜかしてくれた、なんてことはありませんでしたか?
家族のネガティブな気持ちを読み取ったのではないでしょうか。
4.見知らぬ場所では警戒心MAXになる
家族想いな犬は、お出かけ先が見知らぬ場所であった時、警戒心をMAXにして家族を守るような行動をすることがあります。
家族よりも少し先を歩き、周りをキョロキョロと確認します。人や犬とすれ違う時はジッと見つめて目を離しません。
家族とのアイコンタクトもいつも以上に念入りで、何度も繰り返し見上げてきます。
家族を守りたい!という気持ちが強いのでしょう。
5.スピードを合わせて歩く
家族想いな犬は、一緒に歩く家族が誰であるかによって、スピードを合わせて歩くなどの気遣うような行動をすることがあります。
幼い子供や高齢の家族と歩く時は、しっかり横に並んで歩きます。
何度も何度も家族の様子を確認します。リードを引っ張ることもなく緩みっぱなしです。
健康で若く体力のある大人の家族が相手である時は、歩くスピードも速まりますよね。
リードをグイグイ引っ張ることもあるのではないでしょうか。
少し先を歩きたがり、「あっちに行きたいんだ!」と、わがままを言うこともあるでしょう。
私が足首を捻挫してしまった時、引っ張り癖のある中型の愛犬がリードを全く引っ張らなかったことがありました。
怪我をしていることや痛みがあることを理解したのでしょう。
完治した後はいつもの引っ張り癖のある愛犬に元通りでした♡
まとめ
犬が見せる家族想いな行動を5つ解説しました。
- 泣いている家族を慰める
- 喧嘩を止めに入る
- お見送りお出迎えをする
- 見知らぬ場所では警戒心MAXになる
- スピードを合わせて歩く
このような行動がなければ家族想いな犬ではない、ということはありません。
独立心や自立心が強い犬は、あまり感情を大きく表現しないことがあります。日本犬にはとくに多いのではないでしょうか。
犬はみんな家族想いだと思います。愛情表現の仕方は犬それぞれ違います。
愛犬がどのようにして家族に想いを伝えようとしているのか、小さなサインも見逃さないよう受け取ってあげてくださいね♡