犬の目を見ればわかる!何かを伝えたい時にしているサイン
1.目を細めてショボショボさせる
犬が目を細めてショボショボさせるのは「こわいよぉ…」と伝えたい時のサインです。
他人から見つめられた時、不安や恐怖を感じた犬が目を細めてショボショボさせることがあります。
その他人に対して「私はあなたに敵意はないので…私を見つめないで!」と必死に伝えているのです。
見知らぬ人に見つめられたことで不安や恐怖を感じ、強いストレスを感じています。
目を細めてショボショボさせることで拒否しつつ、自分の気持ちを落ち着かせたいのです。
初対面の犬に対しても同じような仕草をすることがあります。
愛犬が目を細めてショボショボさせる時は、その対象になっている人や犬から離れてあげてくださいね。
2.伏せの体勢で目を細めてジッとしている
犬が伏せの体勢で目を細めてジッとしているのは「満足です♡」と伝えたい時のサインです。
お散歩から帰って来た時、飼い主と遊んだ後、ごはんを食べ終わった後などによく見られる仕草です。
お散歩や遊びや食事に満足したということを飼い主に伝えたいのです。
まったり過ごしたい時間なので、そっとしておいてあげると良いと思います。
とくに食後は安静にさせてあげてくださいね。
食後のお散歩や運動や遊びは、胃捻転や腸捻転を引き起こす危険性がありますのでご注意ください。
3.しきりに目をシパシパさせる
犬がしきりに目をシパシパさせるのは「目が痒いよぉ…」と伝えたい時のサインです。
犬も花粉症やハウスダストアレルギーによって目が痒くなってしまうことがあります。
涙を流したり、目ヤニが多くなったり、目の周りを手や足でカキカキする仕草が見られることもあります。
涙や目ヤニの症状がある時はすぐに病院へ行きましょう。
早く治療を受けることができれば、点眼薬(目薬)で症状を緩和させてあげることができます。
4.優しい眼差しで見つめてくる
犬が見つめてくる時、優しい眼差しをしているのは「大好きだよ♡」と伝えたい時のサインです。
とくに何か仕草や行動を見せるわけではなく、ただただジッと見つめてきます。
なぜか少し離れた場所からアイコンタクトを送ってくるのです。
そんな時は優しく微笑みながらアイコンタクトを送り返してあげてくださいね。あなたの愛犬への「大好き♡」も伝えることができます。
愛犬の優しい眼差しを無視したり、目をそらしたりするのはNGです。
愛犬からの愛情を「受け取りません」「拒否します」と言っているようなものだからです。
5.微笑みながら目を閉じている
犬が微笑みながら目を閉じているのは「ごめんなさい」「反省しています」と伝えたい時のサインです。
イタズラがバレてしまった時、飼い主から叱られている時によく見られる仕草です。「ああ…悪いことをしてしまったな」と理解しているのです。
目を閉じているのは、イライラしたり怒ったりしている飼い主の姿を直視することができないからです。
微笑んでいるのは、飼い主の気持ちを落ち着かせたくて一生懸命に作り笑いをしているのでしょう。
まとめ
犬の目を見ればわかる!何かを伝えたい時にしているサインを5つ解説しました。
- 目を細めてショボショボさせる
- 伏せの体勢で目を細めてジッとしている
- しきりに目をシパシパさせる
- 優しい眼差しで見つめてくる
- 微笑みながら目を閉じている
犬は言葉で伝えることができない分、様々な仕草や行動や態度で伝えてくれますよね。
しっぽや耳の動き、表情、目などを使ってサインを送っています。
愛犬の目を見ればわかる!と自信を持って言えるほど愛犬のことをもっと知りたいですよね。