犬が自分にだけ不愛想な時の理由
1.一緒に過ごす時間が少ない
愛犬が家族の中で自分にだけ不愛想な理由は、一緒に過ごす時間が少ないからです。
朝早くに家を出て夜遅くに帰宅するお父さんに多いのではないでしょうか。
- 構ってもらえなくて拗ねている
- 疲れているのではないかと気遣っている
- 慣れなくて警戒している
- 付き合い方や接し方が分からない
このように感じているのかもしれません。
大事なのは一緒に過ごす時間の長さではありません。
短い時間でもスキンシップやコミュニケーションを大切にしようという気持ちが大事だと思います。
朝は少しだけ早起きして10分程度のお散歩をしてみましょう。
ブラッシングが好きなのであればスキンシップによいと思います。
「いってきます」と「ただいま」の挨拶を必ずしましょう。
少しずつでも確実に絆を深めることができる方法です。
2.食べ物をくれない
犬は食べ物をくれない人には不愛想な態度をしがちです。
ごはんやおやつをもらうために愛想よくする必要がないからです。
ごはんを食べるということは生きるために必要不可欠なことです。
犬は飼い主から食べ物を与えられなければ、他に得る方法を知りません。
愛想よくしてでも得なければならないものなのです。
「ごはんをくれるから好き♡」「おやつをくれないから嫌い」ということではありません。
不愛想な態度をされると嫌われているのではないかと思うかもしれませんが、そうではないので心配はいりません。
今よりもっと絆を深めたいのであれば、スキンシップやコミュニケーションを兼ねて、愛犬の健康を害さない程度におやつを与えてみてはいかがでしょうか。
3.からかわれたことがある
犬をからかうと信頼を失ってしまうことがあります。
あなたにだけ不愛想なのは、愛犬をからかい、その反応を見て面白がったことがあるからなのではないでしょうか。
- おやつをあげるふりをすること(芸だけさせておやつはあげない)
- 背後から驚かせること(大きな音を立てたり声を出したりする)
- ドッグランに置き去りにするふりをすること(自分だけ出て行く、隠れる)
このようなことは絶対にやめましょう。
あなたに対して不愛想になるだけではなく、絆を深めるどころか信頼を失います。
失った信頼は取り戻すことができない、と考えた方がよいです。
4.他の犬と仲良くしているから
多頭飼いをしていると、他の犬と仲良くすることに嫉妬して不愛想な態度を取ることがあります。
全ての犬に同じように愛情を向けることができていないのかもしれません。
愛犬が独占欲の強い性格である可能性もあります。
お散歩は一頭ずつ行っていますか?
嫉妬心から不愛想な態度を取る場合、他の犬とは別に一頭だけ連れて行ってあげてみてください。
犬にとって、お散歩は飼い主を独占することができる時間なんです。
「お天気がよくて気持ちがいいね♡」など声をかけながら歩いてみてください。絆を深めるコミュニケーションになります。
まとめ
犬が自分にだけ不愛想な時の理由を4つ解説しました。
- 一緒に過ごす時間が少ない
- 食べ物をくれない
- からかわれたことがある
- 他の犬と仲良くしているから
「感情表現が苦手で不愛想に思われてしまう」という悩みを持っている犬もいるかもしれません。
あなたが愛犬からの愛情表現を上手く受け取れていないのかもしれません。
ほんのちょっとだけ尻尾を振っていること。少しだけ口角を上げて笑っていること。嬉しくて耳を倒していること。実は熱い視線を送っていること。
不愛想なように見えて、実はそうではないこともあるんです。
愛犬からの「大好き♡」の小さなサインを受け取る練習をしてみましょう。
ほんの小さなサインも逃さないように、愛犬の仕草や行動を観察してみるとよいと思います。