子犬工場を検挙!警察、保健所と動物愛護団体が協力し約300匹を救出!

子犬工場を検挙!警察、保健所と動物愛護団体が協力し約300匹を救出!

典型的な子犬工場が検挙されました。「産む機械」にされる母犬たちや、母犬から隔離された子犬たちなどの惨状と、犬たちの救出の様子です。

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足元のグリッドや高床の意味は

検挙と救出

米国・ノースカロライナ州の保健所が地元で摘発された子犬工場から約300匹にのぼる成犬と子犬たちを救出する際、こうしたケースに経験豊富な動物愛護団体The Humane Society of the United States (米国動物愛護協会)に協力を要請しました。

屋根が低く窓もなさそうな暗い施設の中に足を踏み入れると、一斉に犬たちが吠えます。小型犬中心に子犬を生産しているのでしょうか。積み上げられた小さなケージに小型犬が押し込められています。

とても犬たちが心身共に健康に生きられる環境ではありません。

鼻をつく刺激臭は動画では伝わりません。伝わらなくてよかった…。

フレンチブルドッグの親子も発見。足元にはタオルも何もしいてありません。これは劣悪な子犬工場によく見られます。糞尿をそうじせず、グリッド(格子)の下に垂れ流しにするためです。

フレンチブル、ペットショップで高額な値札がついて売られていますよね。この子犬工場はオンラインショップで犬を販売していたそうです。きっと、犬たちは整った環境で適切に管理されていると宣伝しているのでしょう。

別のケージにいるのは、ネズミではありませんよ。生まれたばかりと言ってよい子犬が、グリッドのすき間に足を取られてもがいています。

地元の警察も手伝って、全ての犬を仮設シェルターに移します。

屋外にもケージが連なっていました。本当に工場ですね。ケースは高床式になっています。

グリッド垂れ流し構造が採用されているのですね。

これは先ほどの母犬でしょうか?さあ、外の世界に行くよ!

すっかり汚れた体に、うつろな表情。これが私たちが買った「かわいい子犬」のお母さんだったら…?

考えるきっかけに

この約300匹の犬たちは、発見され救出された本当に幸運なほんの一握りです。目をおおう惨状に置かれた多くの犬たちが、日本も含めて世界中で苦しんでいるでしょう。

この記事と動画が、考えるきっかけになれば幸いです。

動画を見ることは保護活動支援につながります。

※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
 動画制作者:Humane Society of the United States
 掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States

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