犬が「遊ぼう!」と言っている時にする仕草や行動9選
愛犬がはしゃいで遊ぶ姿はとても微笑ましく、見ていて頬が緩んでしまいますよね。
そんな犬もまた、飼い主さんと遊ぶのが大好きです。
人間の子供のように「遊ぼうよ!」とアピールしてくれた時は、飼い主さんとしては応えたいですよね。
言葉を話せない犬は、さまざまなボディランゲージを使って気持ちを伝えてきます。
ここでご紹介する、犬が「遊ぼう!」と言っている時にする仕草や行動9選をぜひ参考にして、コミュニケーションを取る機会を増やしてくださいね。
1.おもちゃを持ってくる
愛犬がお気に入りのおもちゃをくわえて持ってきたり、あるいは飼い主さんの足元に置いてみたりする行動はとてもわかりやすい例です。
「これで遊ぼうよ!」と犬なりに考えて誘っています。
しかし、おもちゃを取ろうとすると「ウー」と唸る犬もいるので「あれ?遊びたくないのかな?」と誤解する場合もありますよね。
でもこの行動も、その犬にとっては遊びの一貫なので、引っ張り合いごっこに付き合ってあげると喜びますよ。
2.走り回る
動くことが大好きな犬なら、部屋を走り回ったりはしゃいだりしながら「遊びたいな!」とアピールします。
お散歩が好きなら、「外に連れて行って!」というアプローチかもしれません。
遊びたい時は、元気に吠えながら走り回る犬もいますね。
有り余る体力に付き合うのは大変ですが、ストレスを溜めないためにもぜひ一緒に遊びましょう。
3.しっぽを振りながら吠えてくる
元気にしっぽを振りながら「ワンワン!」と飼い主さんに吠えてくる時も、「遊んでよ~」と誘っている時です。
全身から楽しそうな雰囲気が伝わる、とてもわかりやすい犬の行動アピールですね。
4.プレイバウのポーズを取る
犬がお尻を高く上げる「プレイバウ」というポーズを見せる時も、「飼い主さん!一緒に遊ぼう!」と全力で誘っています。
伏せのポーズで前足を伸ばし、尻尾をフリフリする姿が特徴です。
伏せをするポーズを取るので「警戒しているの?」と一瞬思うかもしれません。
でも、尻尾をブンブン振っているのがポジティブな感情の証拠です。
5.前足を乗せる
とても可愛い誘いの仕草に、前足を乗せるという犬の行動があります。
「ねえねえ」とばかりに飼い主さんの手や足に前足を乗せて誘う姿は、なんだかキュン!とさせられるものです。
6.お腹を見せる
犬が目の前でお腹を見せてくるのも、「遊ぼうよ!」と誘っているアピール行動です。
犬がお腹を見せるのは降参や服従の意味があります。
まるで駄々っ子のように、仰向けでアピールしてくる犬もいますね。そんな姿を見せるのは、飼い主さんを信頼している証拠ですね!
7.甘噛みをする
子犬期によく見られるのが甘噛みです。
これを「遊び噛み」とも呼びますが、痛くないからといって放置してしまうのは危険です。
生後半年以降になると本気噛みに変わってしまい、そのまま成犬になるとケガをしてしまう恐れがあります。
もし遊びに噛んで誘う場合はロープの引っ張り合いごっこなどで発散させるようにして、遊び以外ではスルーまたは「ダメ!」と注意してやめさせます。
放置するのは危険ですので、早いうちにしつけトレーニングを行いましょう。
8.鼻先をつける
とても可愛い犬の仕草に「鼻先をちょんちょんと付けてくる」というものがあります。
これは「退屈だから構って♡」などと甘えている行動です。キラキラした目で見つめてくるのがその証拠ですね。
9.体を擦り付けてくる
遊びたい時は、体を擦り付けてアピールする犬もいます。
飼い主さんの足元でスリスリと体を寄せてくる愛犬の姿は、なんだか恋人を思わせるような姿ですね。
ただ、愛犬からのすべてのアピールに応えてばかりいると、アピール癖がついてしまいます。
飼い主さん側から愛犬を誘うことで、愛犬は予想外の出来事に喜び、飼い主さんは愛犬との信頼をつなぐことができます。
ぜひ運動不足解消をかねて、十分な遊び時間を作ってあげましょう。
まとめ
犬の「遊ぼう!」というアピール行動はどれも可愛くて、健気なものばかりですね。
大好きな飼い主さんと遊ぶ時間は犬にとって大切なひと時です。
忙しい日常の中で遊ぶ時間を確保するのは大変ですが、ぜひお互いの絆を深めるためにも大切にしてあげてください。