ここで人も生活していたのか
通報・発見
米国・フロリダ州で発見された大規模な犬の多頭飼育崩壊現場で、140匹の犬たちがネグレクトの状態におちいっていました。
家屋は外も中もボロボロです。ここに人も住んでいたらしいです。足を踏み入れるのもためらいそうですが、案の定、中に入ると、ゴミだらけで耐えがたいにおいが充満していました。職員のみなさん、ここに防臭・防塵マスクや手袋なしで突入するのは、ちょっと無謀では?もちろん、コロナ禍前のことです。
そして寝室のドアを開けたら ― ドアではなく垂らした布で区画しただけですが ― そこには皮膚炎が広がり脱毛した犬が3匹いました。
職員の話:「一瞬、犬と認識できないほどでした。心が痛みました。」
そしてこちらは、この子たちの翌日の様子。落ち着いて、人の手から食べ物をもらっています。この子は目の周りが痛むためずっと目を閉じています。
こちらは背中に血がにじんでいますが、やはり恐れることなく差し出された食べ物を口にします。
この子はいちばん若いでしょうか。
3匹ともこれらか治療を受けて、必ずきれいな体毛と健康を取り戻すでしょう。
職員:「犬の悲劇の後ろには、たいてい人の悲劇もあるものです。」
職員:「大量の犬を手放さずネグレクトする人は自身が必要な援助を受けていないことが多いのです。」
戸口から、ベッドの下から、わらわらと多くの犬がのぞきます。みんな助け出すから!
愛護団体のミッション
「私たちの活動が援助を届ける助けになることを願っています。」
そして140頭の犬たちそれぞれに、新たななスタートが開かれますように。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:Humane Society of the United States
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States