海辺に残すのは足跡だけにして!
発端(ほったん)
この子は「チリ」。ある日、家族とともに海辺の散歩を楽しんでいました。
好奇心旺盛なチリは先へ先へと歩いていきます。ところが、チリの様子が何だか変。何か飲み込んでしまったようです!
すぐに救急病院へ運ばれました。
検査
病院ではすぐにレントゲン撮影が行われました。すると…
見まごう事なき、釣り針がくっきりと映し出されました。
麻酔して、胃カメラを挿入します。画面上で異物発見!
画面の上部に見える、黒っぽいものが釣り針でしょうか。
内蔵を傷つけないように細心の注意を払い、特殊な器具で注意深く取り出すことができました。
組織にひっかかってはずれないように、「かえし」もついています。
その後
開腹手術ではないので、麻酔から覚めたチリはもう元気。よかったね!
釣り人もそうでない人も、浜辺で活動した後に「残すのは足跡だけ」を徹底しましょうね。皆が守ることで、このような事故を防ぎましょう。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Animal Emergency Service