犬にコーヒーは絶対NG!亡くなってしまう『致死量』とやるべき対処法

犬にコーヒーは絶対NG!亡くなってしまう『致死量』とやるべき対処法

皆さんは日頃からコーヒーを摂取していますか。好んでコーヒーを口にする人は多いですが、実は犬にとっては非常に危険な毒です。犬を飼っている人は、コーヒーの取り扱いに十分注意してください。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬にとってコーヒーは毒!死に至ることも…

コーヒーを下から覗き込む犬

カフェインを含むコーヒーは、眠気覚ましや集中力UPなどに効果的です。また、適量であれば疲労を回復させる効果もあると言われているため、仕事中だけでなく、ご家庭でほっと一息つく時に口にしている人も多いでしょう。

しかし、そんなコーヒーは犬にとって毒だということをご存知でしょうか。犬の場合、少量であっても口にしてしまうと重い症状を発症したり、最悪の場合、死に至る危険性もあったりと非常に危険です。

したがって、犬を飼っている人はコーヒーを犬に与えることはもちろん、コーヒーを犬の手の届く場所に放置するといった行動も厳禁です。必ず犬の手の届かない場所に保管しましょう。

犬にコーヒーは絶対NG!誤飲した場合の症状や致死量は?

コーヒーカップを見つめる犬

カフェインを含むコーヒーは犬にとって毒です。では、もし犬がコーヒーを誤飲してしまった場合、どのような症状を引き起こすのでしょうか。また、どのくらい摂取してしまうと死に至る危険性があるのでしょうか。

1.犬がコーヒーを誤飲した場合の症状

ヨダレを垂らす犬

犬がコーヒーを誤飲してしまった場合、以下の症状が1〜2時間以内に現れることが多いです。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • ふらつき
  • 水の多飲
  • 失禁

これらの症状が初期症状として引き起こされることが多く、このような症状が現れた場合、直ちにかかりつけの動物病院に連れて行き指示を仰いだり処置してもらう必要があります。

これらの初期症状を見逃し、2〜4時間ほど経過してしまうと、重症化するケースもあります。重症化してしまうと、以下のような症状が見られます。

  • 痙攣
  • 呼吸困難
  • 元気消失
  • 筋肉硬直

こうした重い症状を引き起こした後、最悪の場合、死に至る場合もあります。このように、カフェインは犬にとって非常に重い症状を引き起こす成分なので、少量であっても危険です。

2.コーヒーによる『致死量』はどのくらい?

コーヒーとコーヒー豆

では、コーヒーを誤飲してしまった場合、どのくらいの量を摂取してしまうと死に至る危険性が高まるのでしょうか。

一般的に、体重1kgあたり100mg〜200mg程度の量を摂取してしまうと、致死量に値すると言われています。しかしこれはあくまで目安なので、その日の体調やそれぞれの犬の許容量などによって大きく異なります。場合によっては体重1㎏あたり20㎎以下でも興奮状態やふらつきなどの症状が出ることがあります。

メーカーや種類によって含まれるカフェインの量は異なりますが、一般的な缶コーヒーに含まれるカフェインの量はどのくらいあるのでしょうか?多いもので100gあたり90㎎、少ないもので40㎎と幅があります。

前述した致死量を参考にするのであれば、30kgほどの大型犬であれば3g(3000㎎)、4〜5kgの小型犬であれば400mgとごく少量で死に至ることになります。大型犬であれば3L以上、小型犬であれば1Lのコーヒーを飲むことになり、現実にこれほど飲むことはほぼありませんが感受性は犬によって異なりますので、間違って飲まないようにするに越したことはありません。

その日の犬の体調が悪い場合は、この量に達していなくても死に至る危険性はあります。シニア犬や子犬であれば、なおさら危険です。

したがって犬には致死量に関係なく、コーヒーを絶対に飲んだり舐めたりしないように気をつけましょう。コーヒーだけでなく、カフェインが含まれるコーヒー豆やココアパウダー、チョコレートなどにも気をつけましょう。

もしもコーヒーを誤飲してしまったら…とるべき対処法

診察する子犬

気をつけていたけれど、ちょっと油断した隙に愛犬がコーヒーを誤飲してしまった…という場合、飼い主はどのような行動を取るべきなのでしょうか。

まずは誤飲してしまったことがわかった段階で、すぐにかかりつけの動物病院へ連れて行きましょう。症状がないからと様子をみていると手遅れになってしまうことがあります。

その際、誤飲してしまった時刻や飲んだコーヒーの種類、そしてどのくらい飲んでしまったかを獣医師に伝えてください。

もしも誤飲したことに気付かず、すでに症状が現れている場合は、まずかかりつけの動物病院に電話で指示を仰ぎましょう。先に電話で受診することを伝えておくことで、病院に到着次第、すぐに処置をしてもらえます。

まとめ

コーヒーカップを抱える犬

いかがでしたか。犬にとってコーヒーは非常に危険な『毒物』と言っても過言ではありません。少量で症状を起こし、最悪の場合には死に至る危険性があるため、犬を飼っている方はコーヒーの取り扱いに十分注意しましょう。

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