愛犬の笑顔を増やす秘訣
1.子犬の頃のように褒める
成犬になった愛犬を子犬の頃のように褒めると、笑顔を増やすことができます。
子犬の頃は褒めていたけれど、成犬になってから褒めなくなってしまったこと、いくつ思い出すことができますか?
- トイレが上手にできた
- ごはんを残さず食べた
- ハーネスを上手につけることができた
子犬の頃は学びの期間であるため「〇〇ができるようになってほしい」という思いで褒めていると思います。
成犬になると、どれも当たり前にできるようになるため、褒めることを忘れてしまっているのではないでしょうか。
お散歩に行く時、ハーネスやリードをつける度に「わぁ~お利口さんだね~♡」とは言わないですよね。
愛犬も子犬の頃の褒められた喜びを忘れてしまっているかもしれません。
今日は試しに「ごはん残さず食べられた?えらいね♡ありがとう!」と褒めてあげてください。愛犬はどんな反応をするでしょうか。
「急にどうしたの?」と驚くでしょうか。嬉しくて飛び跳ねるかもしれません。
いつか老犬になった時、全部は食べられなくなってしまうことがあります。
食べきることができるのは、若く元気で健康な証拠です。当たり前ではなく、本当に有難いことです。
2.お散歩コースを変えてみる
毎日同じお散歩コースを歩いているのであれば、少しだけ変えてみると、愛犬の笑顔を増やすことができます。
- ひとつ手前の角を曲がってみる
- いつものお散歩コースを逆回りで歩いてみる
- 愛犬が望む方向へ行ってみる
- 時間を少しずらしてみる
おすすめは「いつものお散歩コースを逆回りで歩いてみる」です。
交通量や安全面を考えたお散歩コースだと思います。
いきなり他のコースに変えてしまうのは少しの変化だろうと不安になりますよね。
ただ逆回りに歩くだけで景色が全く違います。飼い主にとっても新鮮で楽しめると思います。
飼い主が楽しんでお散歩すると、犬も楽しくなります。プラス愛犬に声をかけながら会話も楽しんでみてください。笑顔で応えてくれるはずです。
3.ごはんを楽しむ
1日の中で愛犬が最も笑顔を見せてくれるのが「ごはんの時間」なのではないでしょうか。
お散歩の時間よりも大はしゃぎで喜ぶ犬がほとんどですよね。
いつものごはんにちょっとした変化を加えることに対して不安に思うでしょうか。
ダイエット中、病気の療養中、お腹を壊しやすいなど、それぞれの犬に食事情があるかもしれません。
簡単にちょっとした変化を加える方法があります。
「ドライフードにお湯をかけてふやかす」です。
ほとんどの犬がドライフードを食べていると思いますが、ただ食感をやわらかくするだけで、反応やリアクションが大きく変わります。
次の日からカリカリのままでは食べてくれなくなり、しばらくの間やわらかいごはんでなければ食べようとしなかった、ということが実際に起きています。
犬にとってはうれしい変化だったのです。
食事情によって食材をトッピングしてあげることができない時など、ぜひ試してみてほしいです。
きっと愛犬と笑顔を増やすことができます。
4.お留守番の時間を短くする
ほんの少し早く帰宅しただけで大喜びしてくれる愛犬の笑顔って嬉しいですよね。
仕事の時間を短くすることはできないかもしれませんが、お留守番の時間を短くしてあげることは意外と簡単です。
- 仕事帰りではなく、一度帰宅してから買い物に行く
- 毎週末ある食事会や飲み会を断る
- たまにはお家デートを楽しむ
犬にとってお留守番は退屈な時間でしかありません。家の中に飼い主の気配を感じないだけで不安なんです。
少しでもお留守番の時間を短くしてあげることができれば、愛犬の笑顔を見る時間も増えますし、飼い主の日々の心の疲れも癒されるのではないでしょうか。
まとめ
愛犬の笑顔を増やす秘訣を4つ解説しました。
- 子犬の頃のように褒める
- お散歩コースを変えてみる
- ごはんを楽しむ
- お留守番の時間を短くする
「大きな変化」ではなく、今すぐにできる「ちょっとした変化」をテーマにしてみました。
愛犬の笑顔は、ほんの小さな変化でも増やすことができます。