厳しいノラ犬の暮らしと、支援する人々
出ておいで
バングラデシュからの報告。側溝が映し出されると、フタの下に何かいます。
何だか悲しげな表情の犬が、側溝のフタの下に立ちすくんでいます。どうしたの?そこは、雨が降ったら水浸しになっちゃうよ。
何か怖い目にあったのか、トラウマがあるのでしょうか。誘い出そうとしても全然、動きません。
なんだ、どうした?と、他の犬も野次馬に。
まわりが騒々しくなってきて、犬はやっとフタの下から出てきました。側溝の中を歩きますが、後足をケガしているようで、少し跳ねるように歩いています。交通事故にでもあったのかもしれませんね。
側溝を2、3メートル歩いたところで、男性が上から犬の首をつかまえました。少し犬をなでてなだめると、男性は一気に犬を持ち上げます!
地上にもどった犬は走り去りますが、やはり後足を1本浮かせて、3本足で歩きます。
限られた物資で支援を続ける人々
バングラデシュの首都ダッカの街角ですが、ノラ犬がたくさんいますね。野次馬していたのも、この子の仲間たちでしょう。地上に出られた犬は仲間たちと共に走り去っていきました。
「犬は家族の一員」という概念の薄い国や地域で、ノラ犬の生活は厳しいものです。その中で、困った状況にある犬を助けようというする人は、意識が高いと言えるのでしょうね。
手袋をして救急箱も携えたこの人たちは地元の動物保護団体でしょう。犬たちが彼らのまわりでシッポを振っているのが救いです。この子と仲間たちが、一定の暮らしを続けられますように。
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