意識はある!
発見
今年(2021年)の秋、カナダ・マニトバ州北部のごみ埋め立て地で、いくつもの深い咬み傷を受け、感染症を発症している若いハスキー犬が倒れているのを、保護団体Niagara SPCAとSave-A-Dog Network Canada発見しました。
頭から出血していますが…息はあります!一体何があったのでしょうか。2団体は協力してすぐに犬を救急かん病院に運びました。
ケア
犬は「テオ」と名づけられ、治療を受けました。確かに、首筋に2つ大きな穴があいているのが見えますね。耳元も咬まれた傷があるはずです。
首筋と頭に受けた深い傷は神経に到達しているようです。そのため、テオは左前足を思うように動かせません。時々、足のコントロールがきかなくなりガクッとつんのめってしまいます。
この通り、ちゃんと使えるときもあるようです。まだ若いテオ、今後よくなる可能性もありますが、しばらく様子見のようです。
治療のため首筋に体毛を剃った部分がありますが、傷口はきれいです。感染症もおさえられたのでしょう。職員の足元にからみついて甘えていますね。うれしい気持ちがストレートに伝わってきます。
その後
結局、何があったのかわかりませんでした。捨てられたのか、自ら放浪していたのか。大型の野生動物に襲われ命からがらここまで逃げ延びたのか。わかりませんが、とにかく命は助かりました!
神経の傷も、もしかしたら時間とともにいえるのかもしれません。希望を持って、里親さんとの出会いをまちましょう。だってテオ自身はもう、嬉しくてたまらないんですから!
動画を見ることは保護支援にもつながります!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Niagara SPCA and Humane Society
Niagara SPCA & Humane Society
▼ Niagara SPCA & Humane Societyチャンネル
https://www.youtube.com/c/WellandDistrictSPCA
▼ Niagara SPCA & Humane Society公式サイト
https://niagaraspca.com/