️犬を飼う前は「理想像」が膨らみやすい
犬を飼うと決めたら、期待から理想像が膨らむ傾向にあります。
例えばですが、私が描いていたイメージはこんな内容です。
犬に対する理想像
- 自分に一番懐いて欲しい
- 犬が満足するまで毎日たっぷり遊びたい
- おやつ、ごはんにこだわりたい
- 犬専用の部屋を準備したい
- どこへ行くにも犬と一緒に出かけたい
全て叶えようと思ったら、お金と時間が必要です。
理想だけを追い求めていると、キリがありません。
実際に生じる「理想と現実」の違いについて、考えてみましょう。
️犬を飼って分かる「理想と現実」は?
1.犬は意外と気まぐれ
犬は飼い主に忠実なイメージが強いですが、全ての犬が従順とは限りません。
犬種特性や個体差によって、気まぐれな一面があるのです。
「名前を呼んでも来ない」「遊びの誘いを無視する」からといって、暴力を振るうのはNGです。
単にマイペースな性格かもしれませんし、体調に異変が起きている可能性も視野に入れましょう。
2.毎日の散歩は結構大変
犬を飼うと日課になるのが「散歩」です。
運動や日光浴、飼い主とのコミュニケーションを同時に叶えられるため、毎日行けると理想的です。
最初のうちは毎日行くようにしていても、仕事が不規則で時間が取れなかったり、天気が悪く気温が低い日は、外出が難しい状況もあると思います。
犬のために時間を費やす余裕はありますか?
3.犬は入れない公園がある
公園で犬を散歩させてはいけないという法律・条例はありません。
しかし、一部の公園では犬の立ち入りを禁止していたり、公園内に散歩禁止区域を設定しています。
規則を守らず、周囲に迷惑をかける飼い主が増えると、犬の公園利用が制限されてしまいます。
思い描いていたイメージとは異なり、犬と散歩できる公園を選ばなくてはいけないようです。
4.医療費が高い
動物病院の医療費は、病院ごとに値段設定が異なる「自由診療制度」です。
長年同じ病院に通っていると気にならないかもしれませんが、引っ越しによる病院の変更やセカンドオピニオン受診がきっかけで気付く方もいるようです。
ペット保険に入っていなければ、診察費や治療費は全額自己負担になります。
あらかじめ全額負担と分かっていても、人間の健康保険で3割負担に慣れていると、犬の医療費は高額に感じてしまうのです。
️どの犬にもある!子犬の反抗期
人間の子どもに思春期があるように、子犬も生後半年〜1歳前後に思春期を迎えます。
飼い主の指示を聞かずに反抗的な態度をとったり、自己主張が強くなったりする、いわゆる「反抗期」です。
大声で叱ったり要求に応えてばかりいると、反抗期をより悪化させてしまいます。
なお、落ち着いて今まで通り接していると、一定期間で収まります。
後々2回目の反抗期が訪れますが、対処法は1回目の反抗期と同じになるので、焦らなくて大丈夫です。
成長の証でもあるので、気長に向き合いましょう。
️まとめ
『犬は犬らしく』生活できる環境を望んでいます。
犬は本来夜行性の動物で、犬の1日は7時間の周期で動いています。
犬の生活リズムを考えるのであれば、薄暗い寝床を用意して、遊びの途中には休憩を挟むなど工夫しましょう。
犬中心の生活は、大変さより楽しさが勝ります。
癒しと刺激に溢れた日々を、犬と共に笑顔で過ごしていきましょう♡