足が曲がって癒着した犬は切断の困難を乗り越え無事出産へ!

足が曲がって癒着した犬は切断の困難を乗り越え無事出産へ!

カナダの北部で保護され、南部へと送られた犬たちの中の1頭は、後足が曲がっていました。ケガが放置されたために曲がったまま固定してしまった足は切断になります。その状態で出産を迎えました。

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保護、治療、そしてうれしい結末

通報・発見

カナダの動物愛護団体Niagara SPCA (ナイアガラSPCA)が、ある年の活動の総括として、大規模な犬の移送プロジェクトを報告しています。同国北部の一部地域では家族としての犬という意識は低く、犬たちは極寒に屋外に放置されるなど、かなり雑に扱われているようです。

ノラ犬もいるようです。そのような地域から、虐待に直面する犬たちを一気に引き取って南部へと移送し、健康診断やワクチン接種、去勢・避妊をし、里親さんを探して引き渡すという一連の活動はメディアでも取り上げられ、注目されたようです。

足の悪い「グレース」もその中の1匹でした。

グレースの後足の1本は妙な方向に曲がっていて、精密検査の結果、古いケガがきちんと治らないまま固定してしまったことがわかりました。

この状態で癒着し固定してしまったため、直すことはできません。このままでは歩きづらく、痛みもあります。医師はグレースのQOL(生活の質)を高めるために切断が最善と判断しました。

そしてこれは手術後のグレース。あれ、子犬が?保護されたとき、グレースは妊娠していたのですね。白と黒の子犬たちがモゾモゾとしゃぶりついています。

切断した後足はちょうど体の下側なので、この場面では見えませんね。動画では立ち上がった時に、乳房の横に切断した足の痕跡が見えます。3本足でしっかりバランスを取っています。

動物愛護団体を支援しよう!

グレースと子犬たちは、新しい環境で素敵な里親さんに出会うべく、毎日一生懸命生きています。

グレースを担当した愛護団体の職員がグレースのような犬たちの保護に協力をお願いしています。どこの国にも大抵、大小さまざまな動物愛護団体が存在し、限られたリソースの中で懸命に活動しています。

もちろん日本でも多くの団体が各都道府県で頑張っていますね。

ボランティアとして少しの時間でも参加するもよし、それが難しければ少額寄付で助けるもよし。自己満足でも構わないですよね!それで実際に犬たちが助かるのですから。とっても可愛い関連動画もお見逃しなく!

動画を見ることは保護支援にもつながります!

グレースがほんとに大好きなの

グレースに里親さんが見つかりました!少女たちもグレースが大好きです。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Niagara SPCA and Humane Society

Niagara SPCA & Humane Society

▼ Niagara SPCA & Humane Societyチャンネル
https://www.youtube.com/c/WellandDistrictSPCA

▼ Niagara SPCA & Humane Society公式サイト
https://niagaraspca.com/

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