子グマからキングへ
旅立ちの前日
この子は「リトル・ベア」。ギリシャ・クレタ島の保護施設タキス・シェルターで暮らしています。シェルターの多くの訪問者の中には、犬の里親になる決意をする人もいます。この男性は、遠くオランダから足を運び、リトル・ベアを家族に迎えることにしました。
男性:「あっちでもう、みんな楽しみにしてるんですよ。」
この子、生後何カ月かわかりませんが、幼い割にすでにある程度のサイズがあり、そして足が長くしっかりしています。
これは大きく成長しそう(笑)
太い腕に抱えられて、リトル・ベアはすっかりリラックスしています。大きな耳は、徐々にピンと立つのかな?
シェルター代表のタキスさんと話しながら、男性が何気なく「よいしょっ」とリトル・ベアを抱えなおす仕草が、まるでお父さんと、人間の2歳児のよう。
リトル・ベアは少し形成不全があるようで、すでにオランダで外科の相談をする予定を立てているそうです。出発は明日の朝。
男性がリトル・ベアを地面に降ろすと、リトル・ベアは寄ってきた仲間の犬たちにあいさつ。
でもまだちょっと慣れていないのか、男性の足元に寄り添って座っています。絆はできているようですね。改名
男性はリトル・ベアを「キング」と改名するそうですよ。リトル・ベアはオランダに渡り、きっと王様のように丁重に扱ってもらうでしょう。キングに幸あれ!
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掲載YouTubeチャンネル:Takis Shelter