️犬が呆れるのはどんな時?
犬が嫌がる迷惑行為、知らず知らずのうちにとってしまっていませんか?
そのまま続けていると、犬に呆れられたとしても、文句は言えません…。
警戒され、犬に距離を置かれるようになったら、寂しい思いをするのは当事者である飼い主です。
犬が嫌がる原因を知って、犬への接し方をわきまえて行動するようにしましょう。
- しつこくされる
- からかわれる
- 人間の都合で振り回される
️呆れた犬が見せる仕草・表情
1.遠い目をする
「楽しくない」「我慢している」状況の時、犬にはストレスがかかっています。
犬は犬なりのストレス対策を学習しているので、どうにかその場を乗り切ろうと工夫します。
遠くを見つめる表情には、自らをクールダウンさせようとする犬の気持ちが込められているのです。
2.前足で顔を掻く
顔を掻く仕草は、犬のカーミング・シグナルです。
掻く足が前足、後ろ足どちらなのかによって、全く異なる心情を意味しています。
散歩後や遊んだ後など、満足度が高い時には後ろ足で顔を掻きます。
反対に、不満を感じていたり不快な時は、前足で顔を掻くことが多いようです。
3.突然伏せをする
突然の伏せは、「もうやだなぁ」「つまんないよー」といった主張のあらわれです。
やりたいことが叶わなかったり、叱られてがっかりした時に伏せのポーズをとります。
前足にあごを乗せ、諦めたような表情を浮かべて上目遣いをしていたら、拗ねているサインなので覚えておきましょう。
️「呆れている」に近い犬の感情
犬と良好な関係を維持していくためには、「犬は今何を考えているのか」理解してあげたいですよね。
しかし、完璧に見極めるのは非常に難しいです。
例えば「呆れている」に近い感情だけでも、こんなにたくさんあるんです…!
- 不機嫌になっている
- 退屈している
- 疲れている
- 困っている
- 戸惑っている
人間の都合で理由を一方的に決めつけすぎず、参考程度に留めておいてください。
️犬のため息が示す意味
ため息は、どちらかというとネガティブなイメージが強いのではないでしょうか。
確かに疲れや緊張からため息が出ることもありますが、精神が安定し、リラックスしている時にもため息をついています。
犬は鼻からため息を出すため、「フンッ」と短く鼻を鳴らしたり、「フーッ」と長めに息を吐き出したりしています。
1日1回くらいのため息であれば正常範囲ですが、極端に回数が多い場合、呼吸器の異常が考えられます。
パグ、フレンチ・ブルドッグなどの短頭種は、生まれつき気道が狭くなりやすい傾向があります。
構造上、呼吸器の病気にかかりやすく、睡眠中の大きないびきも呼吸器疾患の症状となります。
また、肥満になると病気の発症率が上がってしまうので、体重管理に気を付けましょう。
️まとめ
犬に対する理解は深まりましたでしょうか?
必要以上に威張るのは良くないですが、飼い主が堂々としていると、犬に安心感を与えます。
それだけ飼い主の影響力は大きいということです。
怒鳴ってばかりいたり、理不尽なしつけをしているようでは、犬からの信頼を失い兼ねません。
自慢の飼い主として認めてもらえるように、リーダーシップを発揮してあげてくださいね!