クリスマスの時期、動物病院は大忙し
病院にかつぎこまれる犬たち
ふわふわ真っ白なスピッツがぐったり横たわり、病院の職員が処置しています。何があったのでしょう?
クリスマスツリーの飾りを飲み込んで、腸に詰まってしまったそうです。それも、ひとつではなく何個も!
興味本位で次々に飲み込んでしまうのですね。
獣医師:「この病院では普段は1日に40~50頭が外来でやってきますが、クリスマスから新年にかけての時期は65頭ほどまで増えます」
「人が浮かれて犬をリードから放すことによる犬の喧嘩もこの時期に増えて、注意が必要です。それに、ごちそうの残りを犬にあげたくなる気持ちはわかりますが、それが原因で重篤な膵炎(すいえん)を引き起こすことがあるので注意してください」
犬も猫も
浮かれる人につられて興奮した犬同士がけんかしてケガをしたり、装飾品を飲み込んだり。
塩分や脂肪分が高い食品を食べすぎたり…、年末年始は犬にとって受難の季節でもあるようです。
動画によれば、それは猫にも言えること。
海外でじわじわと人気が高まっているという秋田犬らしい子も入院中。うーん、柴犬かも?ですね。
なんとなくウキウキするこの時期ですが、大切な家族の一員が思わぬケガや病気に見舞われないように、浮かれすぎたい気持ちを少し引き締めて彼らの健康管理などに注意しましょう。
家族みんなが揃って健康で年末年始を楽しんで新しい年を迎えたいですね。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Animal Emergency Service