怒りよりも「共感」多頭飼い崩壊現場で語られる飼い主への言葉

怒りよりも「共感」多頭飼い崩壊現場で語られる飼い主への言葉

米国カンザス州で、多頭飼い崩壊の家屋から多数の犬たちがレスキューされました。このミッションにたずさわった動物愛護団体の職員は、犬を苦しめた飼い主に「怒り」ではなく「共感」を持とうとしています。

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虐待には2種類あるのかも

立ち入り

米国カンザス州で犬の多頭飼い崩壊現場の摘発に協力を依頼され、The Humane Society of the United States(米国動物愛護協会)が同行しました。

職員の女性が解説します。「どんな状況になっているのか事前には何も情報を持っていない状態で現場に入りました。」

この子は全身脱毛して、首の上部にポヨポヨと毛が残っています。

首の毛がポヨポヨの子が向かって右に、その左どなりの子も同じように全身が脱毛。左端の子は体毛は無事ですが、下を向いていて気持ちがしおれているようです。

そして玄関前のポーチに置かれたリクライニングチェアに横になっていた老犬。屈託のない表情で、職員を見つめます。

この老犬はすっかりこの女性になついて、家の中に入った女性を追ってきて甘えています。後に「エルシー」と名づけられたそうです。

こんなふうに人と親密に接するのは、もしかしたらエルシーにとって本当に久しぶりだったのかもしれません。

『置いていかないよね?』

「置いていかないよ」

2種類の虐待

エルシーが甘えている女性は言います。「多頭飼い崩壊のケースでは、飼い主も最初から何か悪だくみをしたわけではありません。ですから、飼い主に対しても共感を持ってケアしてあげることが大切です。」

許容範囲を超えて犬を集めてしまう、あるいは繁殖を止められない飼い主のルーズさが犬を苦しめることになるのですが、悪意があったわけではない。

そこで、飼い主には「懲罰」にも増して「教育」が必要でしょう。

一方で、金もうけのためだけに無分別に犬を繁殖させ、最初から犬の健康や幸せなど眼中にない悪徳商売を手がける個人や団体もある。

これはもう「教育」より「懲罰」の対象です。

「懲罰」の法整備は米国でも日本でも遅れています。犬たちの苦しみが早くなくなりますように。

動画を見ることは保護活動支援につながります。

※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
 動画制作者:Humane Society of the United States
 掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States

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