これはヤバいぞ!
命の危機
米国・テネシー州の、プール付き住宅での事故の報告。日本で自宅にプールと言ったらめちゃくちゃ裕福なお宅という印象ですが、北米では郊外や田舎でまあまあ裕福なおうちにはよく庭にプールがあります。
そこで、犬の落水事故が起こりがちなんですね。
今回は雪がたんまり積もった真冬に起こってしまった水の事故を、防犯カメラがばっちり記録していました。左側、プールサイドの手すりの横に犬が立っています。この子がどういう動きをするかと思ったら…。
右側から大きな黒犬が猛烈に走り出てきた!
2匹はプールの向こう側で追いかけっこを始めた!と思ったら…!!!
茶色い子が足を滑らせたのか、とち狂ったのかプールの中へジャァーンプ!
黒い子は「え?」という様子で立ち止まって見ています。
うわぁ、水しぶきをあげて薄氷の張った水中に落ちてしまいました。
幸い家の人が見守っていたんですね。すぐに右側から女性が走り出て…
犬が落ちたその場で引き上げようと両手を突っ込んだのですが、犬が、いないんですよ!
女性はプールにとび込んで、反対側まで歩いて薄氷を割り、犬がどこかに浮いてくるのを期待しますが犬は浮いてこないんですよ!!
ひぇぇ、これは体だけじゃなく、キモが冷えるわ!
黒犬もあわてて反対側にまわってきています。
本当に見失っている…これは恐怖。あの子が氷の下に沈んでいる…!
女性はいったんプールサイドに上がって上から見て、犬の影が見えたのでしょうか、また水に飛び込んで…
見つけた!引き上げた!黒犬はシッポを振っている!
その後
ぐったりした犬を抱き上げて、女性は右側の家に入って行きました。この後どうなったかって?
動物病院で救急救命の処置を受け、この子はすっかり回復したそうです。近所に対処してくれる獣医さんがいてよかった!これが万一、夕暮れ時以降だったら、病院が遠かったら、飼い主が見ていなかったら…。
犬は落水したら本能的に犬かきで水面に浮上すると思いがちですが、「浮いてこない!」という場合も結構あるみたいです。おうちにプールがあってもなくても、水辺では十分に注意。
犬は人間の3歳児ぐらいに考えて目を離さないようにしましょうね。あと、冬場はプールの水は抜きましょうよ…。
ところでこの子、何秒ぐらい水中に沈んでいたと思います?よければ動画で秒数を数えてみてください、キモ、冷えますから…。
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