1.ブロッコリー
ブロッコリーは1年を通して食べることができる食材ですが、冬が最も美味しい旬の時期です。
生のブロッコリーを茹でる時は加熱のしすぎに注意しましょう。味も食感も悪くなってしまいやすいです。
色鮮やかなグリーンで火がよく通ったらザルに取り上げて水気を取り、犬が食べやすい温度になるまで冷ましましょう。
ブロッコリーの旬は12月~3月頃です。
食べる時のポイント
ブロッコリーが好きな犬は多いですが、成分的にも犬に悪いものは含まれていません。
ただし、食べ過ぎには注意しなければなりません。犬の体質によってはブロッコリーが不向きな場合もあります。
稀ではありますが、ブロッコリーによるアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
消化に悪く、嘔吐や下痢をする可能性があります。与える量としては1つで十分なのではないでしょうか。
2.白菜
白菜は冬に旬を迎える食材の代表格ですよね。甘味のある野菜なので、好む犬も多いはず。
白菜を丸ごと買う時は、手に持った時にずっしりと重みのあるものを選ぶとよいです。
底の部分には切り口がありますが、白っぽくて新鮮なものを選ぶとよいです。
白菜には犬が食べてはいけない成分は含まれていません。
白菜の旬は11月~2月頃です。
食べる時のポイント
犬に白菜を与える時、大量に食べなければ問題になるようなことはとくにありません。
注意したい成分には「グルコシノレート」と「ゴイトロゲン」があります。加熱することで悪影響はなくなります。
加熱した白菜を少量食べさせるだけなのであれば、嘔吐や下痢の心配もないでしょう。
3.鱈(たら)
鱈は厳冬期である12月~1月頃に旬を迎える食材です。
初雪が降った後に獲れることから、魚に雪と書いて「鱈(たら)」となったそうです。
切り身を買うことがほとんどかと思います。透明感があり、身がピンッ!と張っているものが新鮮な証拠です。
真っ白よりも少しピンクがかった切り身を選ぶのがおすすめです。
食べる時のポイント
切り身には「生鱈」と「塩鱈」があります。愛犬に与える時は生鱈を選ぶようにしましょう。
アニサキスなどの心配がありますので、生ではなく加熱したものを与えましょう。
鱈は白身魚であり、犬がアレルギーを起こしにくいとされる食材です。
食物アレルギーのある犬は注意して与えてください。
4.レンコン
レンコンは生でも加熱しても食べることのできる食材です。
生で与えるとシャキシャキ感があるので、犬にも食べ応えがあって好むのではないでしょうか。
加熱するとデンプンが強まることでホクホクとします。
旬を迎える時期は11月~3月頃です。
美味しいレンコンを選びたい時は、穴が小さめで、穴の大きさが揃っているものを選ぶとよいです。
カットされたレンコンは、表面や穴が黒っぽく変色していないことを確認しましょう。
変色するのはカットされてから時間が経ち、アクが全体に回ってしまっている証拠です。
食べる時のポイント
レンコンの主な栄養素はデンプン(糖質)ですが、食べ過ぎると糖質過多になってしまうことがあります。
レンコンを与える日はおやつを控える方など対応するとよいと思います。
犬はもともと肉食であるため、野菜の消化が得意ではありません。生より加熱したものを与えましょう。
レンコンは食物繊維が豊富なので、消化不良を起こす可能性があります。食べやすい大きさにカットして与えましょう。
まとめ
愛犬と楽しめる冬の食材を4つ、食べる時のポイントを解説しました。
- ブロッコリー
- 白菜
- 鱈
- レンコン
犬に冬の食材を与える時は、味付けをせず、加熱調理して与えることをおすすめします。
ドッグフードのトッピングにするだけでも、いつもより食いつきがよくなると思います。