犬がする「ずる賢い」行動4選
1.おねだりのために甘える
おやつをおねだりするために甘える犬は多いです。
上目遣いですり寄ってきたり、おやつが欲しいときだけ甘えてくることもあります。
また、目の前におやつを見せられるといくつも芸を披露したり、その時だけ言うことをきちんと聞くこともあるでしょう。
2.可愛いと言われる仕草をする
構ってもらいたい時などに、可愛い仕草を見せることがあります。
犬は褒められたことを覚えているので、飼い主さんに「可愛い〜!」と言われたことのある仕草を見せるようになるのです。
前述のおねだりのときに、あえて可愛いと言われたことのある行動を取ることもあります。
どんな仕草や行動を取れば「可愛い」と言われるのかをわかっているのですね。まさに「あざとい」と言える行動でしょう。
3.叱られると落ち込んだ顔を見せる
飼い主さんに叱られたときに、しょんぼりと落ち込んだ顔を見せる犬もいます。
本当に悲しそうな顔をするので、つい途中で叱るのをやめてしまう飼い主さんも多のではないでしょうか。怒っている飼い主さんを怖いと感じてはいるでしょう。
しかし、犬はそれを学習して叱られている時は落ち込んだ顔を見せれば、はやく普段の飼い主さんに戻ってくれると思っているのかもしれません。
4.いたずらは飼い主がみていないときにする
見ていないときに、愛犬がこっそりといたずらをしていたなんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
いたずらをして叱られた経験があると、やってはいけないことだと学習します。
そのため、叱られないように飼い主さんが見ていないときにこっそりいたずらをするんですね。
私の愛犬も「急に静かになったな」と思って探してみたら、こっそりおやつを食べようとしていたことがありました!
犬がずる賢い行動をする理由
犬は人間の2〜3歳程度の知能を持っていると言われています。
しつけを行っていてもわかるかと思いますが、学習能力が非常に高いです。そのため、一度経験したことを学習した上で行動します。
たとえば、ある行動をして褒められるといった経験をすると、また褒めて欲しいと同じ行動を取るのです。
また、いたずらをして叱られたから次からはバレないようにすることもあるでしょう。
どれも経験から学習した結果であり、飼い主さんに「褒められたい」「叱られたくない」といった気持ちからきているのかもしれませんね。
その結果、ずる賢く見える行動をしてしまうのです。
犬がずる賢い行動をするのをやめさせる方法
愛犬がずる賢い行動をするのをやめさせるには、メリハリを持ってしつけを行うことが大切です。
先述のとおり、犬のずる賢い行動には飼い主さんに「叱られたくない」「褒められたい」といった気持ちが表れています。
だからといって甘やかしてしまうと「こうすればいいんだ!」とずる賢い行動をもっと習得していくでしょう。
いたずらをしたら叱る、おねだりされても甘やかさないなどメリハリを持ってしつけを行うようにしましょう。
まとめ
犬がするずる賢い行動や解決法をお伝えいたしました。
犬は知能が高いからこそ、さまざまな経験から学習し「ずる賢い」と思える行動をするようになると考えられます。
飼い主としては、愛犬が可愛いからとつい甘やかしてしまいがち。
しかしそれでは愛犬のためにはなりません。
「ダメなことをしたら叱る」「良いことをしたら褒める」「おやつはご褒美」という基本のしつけを意識して愛犬と接していきたいですね。