飼う前に確認必須!犬を飼うと『苦労する人』の特徴8つ
犬を飼うということは1つの命に対して責任を持つということです。ここでは犬を飼うと苦労する可能性の高い人の特徴を紹介するので、飼う前に一度当てはまる点がないか、当てはまっていても改善できるかどうかを確認してください。
1.潔癖症気味の人
綺麗好きな人は多いと思いますが、特に潔癖症気味の人は犬を飼うときに自分の部屋が今より汚れてしまうことを覚悟しなければいけません。
しつけが完了する前は物を壊されたり家具を噛まれたり、トイレを失敗されたりすることが頻繁に起こりますし、しつけが終わった後も様々なトラブルが起こることを想定しておかなければいけません。
少しでも部屋が汚されるのが嫌、汚物の片付けをすることに抵抗があるという人は、犬を飼うことをもう一度考え直した方が良いでしょう。
2.完璧主義者
自身で完璧主義者な一面を持っていると自覚している人も注意が必要です。なんでも完璧にこなそうという真面目な気質を持つ人は、犬を飼うことで上手くいかないことが起こった時、自身を責めてしまったり強いストレスを感じたりする恐れがあります。
ある程度、うまく許容できるようになれば良いですが、性格はそう簡単に変えることができません。しつけも一般的なしつけが全て完璧にできるとは限りませんし、頭に描いていた犬との生活が理想と同じようになることはまずありません。
このように理想とは違う生活を送ることに対して、自分の中でうまく割り切ることができるかどうか再度考えてみてください。
3.自分の時間を優先したい人
自分の時間を優先したい人も犬を飼うことを再検討するべきでしょう。特に外出が多い人は、現在自由に使っている時間をどのくらい犬に割けるか考えてみてください。
犬を飼うと自由に移動することが難しくなります。例えば、旅行で何日も家を空けるということが簡単にはできなくなります。出張などをする際も犬を預ける先を考えなければいけません。
また、あまりにも長い時間留守にしていると、犬が寂しさでストレスを溜めてしまう恐れがあるので、以前よりも早めに帰宅しなければいけなくなるでしょう。
4.頼れる預け先がない人
上記で少し触れましたが、もしも自分が家を空けなければいけない時、あるいは自分に何かが起こった時、頼れる預け先がないという方は、犬を迎えることを考え直した方が良いでしょう。
犬を飼ったからといって旅行することをやめなければいけない、出張に行けないということはありません。
しかし、犬を置いて何日も家を空けることはできないので、頼れる預け先を事前に探し、その相手にも「いざという時はお願いできる?」と許可をもらう必要があります。
5.臨機応変に対応するのが苦手な人
犬は私たちの予想をはるかに超えた行動を起こすことがあります。そのため、臨機応変に対応することが苦手な人は、臨機応変に対応できるようスキルを上げるか、または犬を迎えることを考え直す必要があります。
犬は子どものように突然体調を崩すことがあるため、病院へ連れていかなければいけないことも出てきます。また、出かけようとした時にトラブルを起こすこともあるでしょう。こうした状況にうまく対応できる余裕を持つことも重要です。
6.体力・気力ともに余裕がない人
犬を飼う人の中には「疲れていて癒しを求めている」という人もいますが、実際犬を飼うとなると体力が必要ですし、お世話やしつけを行う気力も必要になります。
現在、体力や気力に余裕がないという人は、犬を飼ってしまうとより疲労感が溜まってしまう恐れがあるため、犬を迎えることをお勧めできません。
7.金銭的に余裕がない人
犬を飼うということは、想像以上にお金がかかることを覚悟するべきでしょう。突然体調不良や怪我をしてしまい医療費が高額にかかる可能性もありますし、毎月かかる出費もあります。
現在、自分の生活だけでも精一杯、あるいはこれ以上はあまり余裕がないという方は、無理に犬を迎えてはいけません。犬を迎えてお金が十分に用意できないとなると、飼い主と犬が共倒れしてしまう危険性があるからです。
8.アレルギー体質の人
アレルギー体質の人は、自分が犬アレルギーを持っていないかどうか確認してから迎え入れるようにしましょう。アレルギー体質だという自覚がない人も、迎える前に一度、アレルギー検査をすることを推奨します。
犬を迎えてからアレルギー症状が出てしまった場合、犬は1つの命なので返却することができません。アレルギーを持っていても、基本的には最期までお世話する責務が生まれます。
アレルギー症状を我慢しながら犬と暮らすことは非常に辛いです。中には呼吸困難やめまいといった重度の症状を引き起こすケースもあるため、迎える前はアレルギー検査をするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬を飼うにあたり「こんなに条件があるの!?」と驚く人もいるでしょう。しかし、犬を迎えるということは、それだけ大変であり重い責務が発生するということです。犬を飼うということを軽く見て、あとで「やっぱり無理」と手放すことはできません。してはいけません。
したがって、今回紹介した特徴に当てはまっていないか、あるいは確実に改善・許容できるかどうかを確かめて覚悟を決めてから迎えてください。