️犬が引っかくのはどこ?
どこからか爪でガリガリする音が聞こえるような気がするけれど…もしかして犬のしわざ?
理由はともあれ、大事な家が傷だらけになっていくのは、飼い主には耐えがたい状況だと思います。
家の中で犬が引っかく場所を挙げてみます。
- 壁
- ドア
- 床
- 布団
いたずら?嫌がらせ?とがっかりする前に、犬が引っかく理由を知り、対策をとりましょう。
️犬が家中のものを引っかく理由は?
1.ストレスが溜まっている
「破壊行動」と呼ばれる犬の行動には、ストレスが関係していることがあります。
攻撃的になり、物を壊してエネルギーを消費しようとしているのです。
飼い主の気を引こうとして、ダメだと分かっていながら部屋を荒らすケースもあるようです。
2.爪の手入れをしている
前足で床を掘る行為には「巣穴を整えようとする犬の習性」以外に「爪の手入れをしている」ことが考えられます。
人間のように手を自由に動かせる訳ではないため、工夫を凝らし、地面を使う結果に行き着いたのでしょう。
3.遊びの一部になっている
好奇心旺盛な犬にとっては、身近な物が何でも遊びの対象になります。
壁を剥がしたり床を引っかくのが楽しくて、遊んでいるだけかもしれません。
やめさせようとして飼い主が声を掛けても、褒められていると勘違いしてしまうことがあります。
️引っかき癖をやめさせるには
運動時間を増やす
「運動不足」によるストレスが原因の場合には、運動時間を増やしてあげてください。
適切な運動量は犬種・年齢によって異なりますが、外に出て歩くことが犬の気分転換になっています。
定期的に爪を切る
動物病院やペットサロンでも爪切りはできますが、コツを掴めば、自宅でも爪切りが可能です。
爪が伸びると肉球に傷がつきやすく、足元に違和感があれば、爪とぎのような行動をします。月1回の頻度を目安に爪切りをしましょう。
ペット用の壁紙を貼る
ペット用の壁紙は表面強度が強く、傷が付きにくいという特徴があります。
既に引っかき傷が付いていたとしても、上から壁紙を重ねて傷が見えなくなれば、犬の引っかき癖は徐々に落ち着いていきます。
カーペット・マットを敷く
床にカーペットやマットを敷くと、引っかきを防ぎ、犬の足腰への負担を軽減する効果が望めます。
消臭抗菌機能付きで丸洗いできる種類を選ぶと、飼い主にもメリットがあります。
️愛犬との「スキンシップ」は足りている?
犬は孤独を苦手としているので、飼い主とのスキンシップが足りていないと、心身への影響が出やすくなります。
「愛情たっぷりのスキンシップ」は犬の脳を活性化させ、老化防止に繋がる長生きの秘訣です。
優しい声で話しかけ、背中をさすって聴覚と触覚を同時に刺激してあげてください。
️まとめ
普通に暮らしていても家の老朽化は避けられないため、永久に綺麗な状態を保つのは困難です。
それでも、極力傷のない家を維持したいと思うのは、皆さんの共通認識ではないでしょうか。
形あるものが劣化し、壊れていくのは当然なのですが、対策をとっているかどうかによって、家の老朽化のスピードが変わってきます。
特にフローリングは細かい傷が目立ちやすいため、犬のしつけと並行して床の保護も忘れずにお願いします!