いじけた態度に変化が
保護
ギリシャのクレタ島で、警察官立ち会いのもと、保護施設タキス・シェルターが1匹の犬をネグレクトから救出しに来ました。
ドラム缶を横に倒したものが犬小屋、水はにごり、フンはまわりに放置されていました。
生まれてこのかた、ずっとこうしてつながれたままだった犬は、急な変化をおそれて「動きたくない」と足を突っ張ります。
それをなだめて歩かせると地面にひれ伏してしまいました。いじけている犬に警察官は「フリーダ」と名前をつけました。
素手で何度もなでていると、フリーダはようやく安心したようです。
シェルター
いじけていたフリーダは、シェルターに来て見違えるように元気になりました!
はじめて仲間の犬たちと共に過ごし、やさしく接してくれる人になじんで、本来の明るい性格が顔をのぞかせるようになったのです。
つながれたまま過ごした2年ほどの間に、足が弱くなって歩行に少し支障が出ていますが、運動することでよくなるかもしれません。
タキスさんが「フリーダ!」と呼びかけるとシッポをフリフリ…うれしそう!見ているこちらもうれしくなってしまいます。
仲間と共に
ずっとつながれて孤独に生きましたが、フリーダは犬社会になじむことができました。楽しく暮らしながら里親さんを待っています。
動画を見ることは保護支援にもつながります!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Takis Shelter