毒ヘビに咬まれた小型犬!毒が回り命の危険があるも適切な治療で生還

毒ヘビに咬まれた小型犬!毒が回り命の危険があるも適切な治療で生還

毒ヘビにちょっかいを出して反撃された小型犬。致死量に近いヘビ毒を注入されたようですが、救急病院で適切な解毒治療を受けて回復することができました。

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ブラウンスネークを食べる気だった!?

通報・発見

オーストラリアに住む小型犬「ティックタック」は、ある日庭でヘビを見つけ、ちょっかいを出しました。

どうやら食べられるのか試そうとしていたようです。

実はこのヘビ、コブラ科のブラウンスネークという毒ヘビでした。ヘビも必死です!

ティックタックに咬みついて反撃すると、毒が回ったティックタックはその場に倒れてしまったのです。でも、間もなく自力で立ち上がりました。

不幸中の幸いで飼い主がこの現場を目撃したため、すぐに救急病院に連れてきました。

左の肩あたりに赤い点が見えますが、ここを咬まれたようです。急いで血液検査を行いました。

医師によると、倒れたのはおそらく凝固した血液が血流に乗って体じゅうをめぐり、一時的に体の機能を奪ったのだろうということ。

凝固した血液はすみやかに溶けたため、機能が戻って立ち上がることができたらしいのです。

でも状況と血液検査の結果、ティックタックは致死量に近い毒を注入されたことがわかり、解毒剤(げどくざい)を打つことになりました。

ケージで安静にするティックタックです。

まだ血液検査の結果が思わしくありません。

ティックタックは集中治療室で再度検査をし、解毒剤の静脈注射を受けます。大分しおれてますね。

その後

血液検査の結果、丸1日かけて正常に戻ったようです。

素早い対処が功を奏して、マヒなども見られず、元気に退院です。

ティックタック、これにこりて、もうヘビに手を出さないでね!

日本にもハブやマムシ、ヤマカガシといった毒を持つヘビがいます。

ヘビが生息する地域にお住まいでしたら、特に庭先だけでなく、田畑や山道などの散歩中も飼い犬に十分注意してくださいね。

そして万一咬まれたらどう対処するか、考えておくのも大切です。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Animal Emergency Service

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