これでは精神がやられる…
ネグレクトの状態
「レイディ」はずっと鎖につながれていました。1日24時間、1年365日です。
人や他の動物との交流もなく完全に孤立した状態で、ただ呼吸し、食べ、排泄していたのです。信じられません。
雨が降ればこうなる場所です。
訪問・説得
動物愛護団体PETAの職員たちは、何年にもわたってできる限りレイディを訪問。世話をしながら愛情をそそいできましたが、それでも犬の必要を満たすことはできません。
日を追ってレイディの心理状態は悪化していきました。
なじみの職員が訪れても、PETAが設置した犬小屋に引きこもってなかなか出てこないこともあったのです。
救出
PETAはレイディを手放すことを拒否する飼い主と、粘り強く交渉を続けました。
そしてついに、レイディの所有権を獲得したのです!
その後
里親さんとの出会いも果たし、いまわしい過去と決別です。
その証(あかし)として、里親家族はレイディに新しい名前をつけました。
その名も「フラッファー・ボトムズのウォルフィ(Wolfie von Fluffer Bottom)」です!「の(von)」がつくと、がぜん高貴な感じになるんですよね(笑)。
その意味は「大きなお尻のウォルフィ」ですけれど…!略してウォルフィが誕生しました。
ウォルフィは新しい家族と今を生きます。「お母さん」に呼ばれて嬉しそうにかけ寄るウォルフィ。
散歩や家の中でのくつろぎタイムは、リラックスした家族の時間。
犬はドッグフードのみにて生きるにあらず。ウォルフィの生きる喜びを動画でご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)