おとなしい犬でも、それは危険!
通報・発見
捨てられたピットブルの保護依頼で保護団体Hope for Paws が出動する車中。「君、犬にあげる食べ物を食べちゃダメでしょ。」「ちょっと1口もらっただけじゃん!2口か。」漫才コンビ?
でも保護活動は、まじめに遂行します。さっそく植込みの日陰で休んでいる犬を発見しました。
「メイジ―」は、近くの工場勤務の人たちの世話になっているそうです。
近づくと、落ち着いて「よっこらせ」と起き上がりました。メイジ―からこちらに寄って来てくれるのを待ちます。
接近・保護
ちょっと立ち止まって「何の用かな。やさしいのかな」と考えている様子。食べ物を投げてみると、出てきて食べてくれました。
ゆっくりと注意深く近づいて、まずは女性から、そして男性からも直接食べ物を受け取ります。よしよし。
捨てられて数週間。まだ毛並みもきれいです。なぜ捨てた、元飼い主よ?!
十分に近づき、頭や首筋をなでられるようになったところで布リードを装着! かと思いきや…、メイジ―はクルッと向きを変えて植込みに戻ってしまいました。
「そろそろつかまえるぞー」という意気込みを察知されたのでしょうか。メイジ―はそのまま逃げて行ってしまいます。
ところが、メイジ―は戻って来てくれました。
ここが勝負どころ!職員は地面に寝転んでリラックスしたフリをします。
リードを見ると怖がるようなので、男性のリーダーは禁じ手を使いました!なんと、メイジ―の前足を素手でぐっとつかんだのです。
これは危険なので、普通は絶対にしてはいけません!恐怖心にかられた犬は、腕に咬みつく恐れがあります。
リーダーは、メイジ―に攻撃性はないと判断して禁じ手に出たのです。その判断が吉と出て、メイジ―は前足を取られたまま、静かに布リードを受け入れてくれました。
それから
1度逃げたけれど、犬の勘が「この人たち、大丈夫。付いて行こう」とささやいたのかもしれません。
リードをつけられて、メイジ―はかえってリラックスした様子。ヘソ天で甘えてくれました。
病院でも、そこにいた小型犬にやさしくあいさつして、メイジ―はとても、とてもうれしそう。
撮影の時点で里親募集中ですが、この子はきっともう素敵な家族の一員になっていますよ。
緊張の後の安心と喜びの動画をご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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