犬がおとなしい時に考えてること4選
いつも元気な愛犬が今日はやけにおとなしい…そんな時、犬はいったい何を考えているのでしょうか?犬に異変が起きていないか心配にもなりますよね。
犬がいつもよりおとなしい時は、犬の身に何らかが起きている可能性があります。
体調を心配した方がいいケースもあるので、「考えすぎかな?」と思い過ごさない方がいいでしょう。
今回ご紹介する内容の中から、当てはまるものがないかを確かめてみてください。
1.良いことあるかな?
愛犬がおとなしい理由は「良いことあるかな?」と期待しているのかもしれません。
無駄吠えや噛みつきなどに対するしつけを行った結果、「おとなしくすれば良いことがある」と犬が覚えた可能性があります。
それはこれまでしつけに苦労をした飼い主さんの、努力が報われた結果でもありますね。犬は何度もしつけを行うことで少しづつ学習していきます。
目をキラキラさせて見つめてきた時は、「おやつがもらえるかな?」と期待して待っているのでしょう。
2.飼い主さんが心配
犬がおとなしいのは、もしかすると飼い主さんの身を案じているのかもしれません。犬は飼い主さんの心境の変化にとても敏感です。
「どうしたのかな?」「疲れているのかな?」と飼い主さんを心配して様子をうかがっている可能性があります。
飼い主さんがピリピリしていると、犬は不安やストレスを感じてしまいます。
愛犬がおとなしくなり上目遣いでようすを伺ってくる時は、ぜひ自分自身に原因がないか考えてみてください。
飼い主さんが大好きな犬にとって、飼い主さんの一進一退が気がかりになるものです。そして、飼い主さんが明るく元気に過ごしてくれることを願っています。
3.疲れた
愛犬がやけにおとなしく、もし元気がないように見える時は疲れやストレスを感じている可能性があります。
散歩の後のように「ああ、疲れた」とおとなしい程度なら大きな心配はないでしょう。
ただ、いつまでもおとなしい時は大きなストレスを感じていたり、体調不良が続いている可能性が出てきます。
環境の変化、季節の変わり目、気温差やフードの変更など、愛犬が元気をなくす原因探ってみてください。
年齢的にシニア犬に当てはまる場合は、老化現象が始まっている可能性もあります。体力低下で疲れやすくなっているのかもしれません。
飼い主さんが家を空ける時間が長くなったり、遊ぶ時間が減っている場合も犬は元気をなくすことが多いです。
「寂しいよ」とストレスを感じておとなしくなっているのかもしれないので、心当たりがある場合は愛犬と過ごす時間を見直してみてください。
4.具合が悪い
先ほどの「疲れた」よりも注意したいのが、具合が悪くて犬がおとなしい時です。
「息苦しい」「お腹が痛いよ…」などと体調不良に苦しんでいる時は要注意。
気になる時は、犬に次のような症状がないかチェックしてください。
- 食欲がない
- 急におとなしくなった
- 呼吸が荒い
- おう吐や下痢
- 歩き方がおかしい
普段のようすと少しでもおかしいと感じる場合は、早急に獣医師へご相談を。
何らかの病気を発症している場合もあり、夏場は熱中症を起こしている可能性も視野に入れてください。
もしかすると、強いストレスで体調に異変を起こしているのかもしれません。
いずれにしても、少しでも愛犬のようすに違和感を感じるなら早めに獣医師に相談することが大切です。
早めに異変に気づくためにも、愛犬とのコミュニケーションを取り続けてくださいね。
まとめ
犬がいつもよりおとなしい時は、ぜひ「どうしたんだろう?」とその様子を観察してください。
とくに心配がなければ良いですが、体調不良を起こしている時は早めに気づく必要があります。
また、飼い主さんの心境と犬の気持ちがリンクしてしまうこともあるので、「犬の様子がなんだかおかしい」と感じた時は自分自身を見つめ直す機会にもしてみてください。