犬がよくする人間のような仕草
1.テレビを観る
ふと愛犬を見るとテレビの画面をジーッと見つめていることがあります。音に反応して首をかしげてみたり、自分も一緒に声を出してみたりすることもあります。
お気に入りの番組がある!という犬もいますね。コーナーが始まる時に流れる音楽を覚えていたり、人の声まで認識しているようです。
犬の視力は0.1~0.5程度、識別できる色は2色と言われていますから、実際は人間のようにテレビを観ることはできないと思いますが、画面に映る動く物を追ったり、音を楽しんでいるのでしょう。
2.落ち込む
おしっこがペットシーツからはみ出してしまった時、室内を走り回って物を壊してしまった時、思わぬ失敗に落ち込む仕草が人間のようです。
「そんなに落ち込む!?」と驚くほど(しゅん…)と首を垂れることがあります。
雨でお散歩に連れて行ってもらえないとわかった時の落ち込み方も半端ないです。
まるで人間の子供のように全身で表現する姿が犬っぽくなくて面白いですよね。
3.音楽に合わせて歌う
飼い主が楽器を演奏すると音楽に合わせて歌う犬がいますね。音楽好きなのか、飼い主と一緒に楽しみたいのか、本当に歌を理解しているかのようです。
テレビやスマートフォンから流れる音楽には全く興味を示さない犬もいるようで、生の演奏でなければ歌わないというこだわりを持っているようです。
4.だだをこねる
お散歩中「まだ帰りたくない!」「もう歩きたくない…」と、人間の子供のようにだだをこねる仕草はSNSでもよく話題になります。
初めは少し抵抗する程度なのですが、最終的には地面に寝転がってみたり、嫌だ嫌だと声を上げる犬もいますよね。
飼い主の反応や周りの人の反応を楽しむ犬もいるようです。自分の仕草に笑ったり楽しんでくれる人がいることを理解しているのかもしれません。
5.おじさんのような寝姿
犬用ベッドから放り出されたブランケット、仰向けに寝ているけれどベッドにはお尻しか入っていない寝相の悪さ、大音量のイビキをかいて眠る犬。まるでおじさんのような寝姿と仕草に思わず写真や動画を撮ってしまう飼い主は多いでしょう。
トリミングから帰宅してお昼寝をする時、1日お出かけをした日の夜など、犬も体力を使った日はイビキをかいてしまうことがあるようです。
6.鏡を見てチェックする
鏡を見て自分の姿をチェックしている仕草に思わず笑ってしまいますよね。犬も「これは自分だ」と認識しているのでしょうか。
意外と自分の姿ではなく飼い主の姿を鏡越しにチェックしている…なんてこともあるかもしれません。直接見てはいけない事情があるのでしょうか。
お散歩の準備をする時、玄関の鏡の前で自分の姿をチェックする仕草は、これから会うかもしれない大好きなお友達に見られても恥ずかしくないように身だしなみをしているのかもしれません。
7.言葉で返事をする
教えたわけでもないのに人間の言葉で返事をする仕草には飼い主も驚きますよね。
ごはん食べる?と聞くと「食べる!」と返事をしたり、お散歩に行く?と聞くと「うん!」と返事をする犬がいますね。「
ちょうだい?」や「ほしい!」とおやつをおねだりする犬もいます。
飼い主のコミュニケーションするうちに覚えてしまったのでしょう。
まとめ
犬がよくする人間のような仕草について7つ解説しました。
- テレビを観る
- 落ち込む
- 音楽に合わせて歌う
- だだをこねる
- おじさんのような寝姿
- 鏡を見てチェックする
- 言葉で返事をする
犬は飼い主の仕草や行動を観察し、真似をしようとします。「こうすればいいのか!」と、飼い主の仕草から学ぶこともあります。
母犬と離れてから他の犬と暮らした経験がなければ、人間と暮らすうちに人間っぽい仕草になってしまうのも何となく理解できますよね。