人なつこい様子
保護
人間用の病院の前に現れた1匹の犬。カメラを向けつつ近づくと、犬も寄ってきました。足をひきずるようにしています。どうしたの?
体の側面から見ると、!!胸からおなかにかけて、大きくふくらんでいます!
不安から最初は尻尾を巻いていましたが、この人は危害を加えないと察知したように、すぐに尻尾を振ってくれました。
しかしこの巨大なふくらみは何?前足も曲がっているようです。青い首輪は首にきつく締まっています。子犬の頃のまま放置され、成長するにつれてどんどん締め上げられてきたのかもしれません。
ケア
まるで助けを求めるように病院の前に現れた犬を保護して、動物病院につれてきました。
この大きなはれものは悪性腫瘍(がん)ではなさそうですが、他の臓器を圧迫したり、放置すれば命にかかわるようです。手術で摘出することになりました。
そして手術後、すっかり元気になった姿!患部は手術のためにツルツルにそってあるけれど、見て、大きなコブがすっかりなくなって、スリムになっています。
「うん、調子いいよ。」とでも言いたげな表情。笑
「デューク」と名付けられたこの子は、本当に人なつこい。
その後
どんな過去を背負っているのかわかりませんが、「助けて」と病院を訪れたデュークに、幸せが訪れました。
里親さんが決まったのです。はるばるドイツだそうですよ。国境を越えた縁組みがごく普通に行われているようです。
先住犬にも受け入れられ、元気に散歩したり、一緒に遊んだり。
それにあのきつく締まった首輪、交換されています。デューク、新しい首輪のつけ心地はどう?動画をご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Viktor Larkhill (LetsAdopt)