それでも元気に生きる
5年前のホープ
ゴールデン・レトリーヴァーの「ホープ」は5年ほど前に事故で脊椎を損傷し、そのために腰から後ろがマヒしてしまいました。すると飼い主はホープをシェルターに置き去ってしまいました。
ケガはもう治る見込みがありません。後足をひきずって歩くホープに残された唯一の助けは、車輪のついた歩行器です。
加えて、ホープはフィラリア陽性だったのです。これも元飼い主に放置された結果かもしれません。
重い障害を負ったホープに里親さんはなかなか見つかりません。この状態の犬を引き取ることは、大きな負担であることは間違いありません。
それを理解し、ホープに必要な環境を用意することができる家族と巡り合うのが簡単ではないことは想像に難くありません。ホープは治療を受けてシェルターで数年、元気に過ごしていました。
現在の姿
時は過ぎ、2020年のある日の光景です。
体を動かすリハビリを兼ねて水遊び!前足で一生懸命泳ぐホープです。
4年の月日を経て、里親さんに巡り合うことができました。
そして歩行器をつけて歩く凛々しい姿。
そしてここ!以前は完全になえていた後足で地面をけるような仕草が見られます。リハビリと健康的な生活で、マヒした体の機能が部分的に戻ってきているのです。
その後
ホープがこの先、4本の足で再び歩けるようになるかどうかはわかりません。でもこの生活を続けることで、良い方向に向かうことは確か。
動画の後半はホープの輝く表情と仕草が満載です。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Viktor Larkhill (LetsAdopt)