踏み入れたら2度と出られない危険な泥沼に犬。浮き輪で慎重に救出！

粘性の泥に体の自由を奪われて泥沼の中にはまり、数日の間動けないまま助けを求める犬。男性が大きな浮き輪に乗って犬の救助を試みます。

更新日：2022年03月29日

助かった喜びが爆発

ロシアのある地方の村からの報告。犬が沼の中の泥の島状になった場所に数日前から取り残されていました。

どうしてそこにいたのかは不明です。小動物を追いかけて自分で来てしまったのか、捨てられたのかもしれません。犬は自力で脱出することができず、じっとしていました。

かわいそうに思ってパンを投げ与えようとした人もいたそうですが、犬は動くのを怖がって、何も口にしなかったのです。

ついに犬を救出しようとする人たちが現れました。男性が大きな浮き輪を抱えてきます。犬の吠え声が響きます。何とも荒涼とした風景。コンクリートの塀の向こうはアルコール飲料の工場だそうです。

沼というのか、とにかくゆるい泥が広がっています。男性が立っていた場所から犬までの距離は10mもなかったようですが、うっかり足を踏み入れると、底なし沼のように泥の中に吸い込まれそうな雰囲気。

犬はすでに泥にはまって動けないのです。浮き輪で犬に近づきます。

泥と植物の茎や小枝がからまる中、全身を使ってもがくように数センチずつ前進する大仕事。犬は吠えるのをやめて、男性を待っている様子です。

犬に手が届くところまで来ました。男性は浮き輪の上でバランスを取りながら、犬をつかんで浮き輪に引き寄せ、乗せることに成功！

仲間が浮き輪に結び付けたロープを引っ張ると、浮き輪は岸に向かってすべっていきます。泥だらけの犬は大人しくしています。

犬が足を滑らせて、落ちそうになりました。男性はすかさず犬を支えて守ります。

やっと足元のしっかりした岸につき、男性は犬を押し上げました。犬は全身で喜びを表します！よかったなあ。ノラ犬なのかもしれませんが、カメラの男性が盛んに犬に呼びかけています。連れ帰ろうと考えているのかも。

ぜひ、そうして下さい！みなさんありがとう！

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