まだ生きられる!
通報・発見
農作業に使うトラクターにいざなわれて、クレタ島の動物保護施設Takis Shelter の責任者タキスさんが、道の真ん中にできた木陰に横たわっている犬を見に来ました。
口笛を吹きながら犬に近づきます。犬は逃げる様子もなく、なでられても落ち着いています。
体の状態を観察
近づいてよく見ると、犬は白内障が進行して失明しているかもしれません。それだけでなく、皮膚病のためか耳の先端もちぎれたようなに見えるし、体には吸血するノミやダニがたかっています。全身ボロボロです。
歯は思ったよりきれい。歯並びが整っていないところは人と同じですね。
犬をシェルターに連れ帰りますが、何人もの人から、「安楽死ですかね?」と聞かれたそう。そのたびに「ちがいますよ」と答えました。
シェルターに到着
ここからは続きの動画です。シェルターに到着して、アヒル柄タオルの上で長く伸びた爪切りをば。犬は大人しい。もう動けないのかもしれません。
両目に目薬。犬、されるがまま。
水を与えると、やっとのどが渇いていたことを思い出したようにたくさん飲み、その後にドッグフードもしっかり食べました。これから体じゅうの様々な治療をする上で、基礎体力の維持はできそうです。
その後
「グランパ」と名付けられた犬のその後の様子は、さらにもう1本の動画で紹介されています。シェルターで暮らす仲間の犬たちを紹介していると、しっかり立ったグランパ登場!
ちょっと長めの動画の中で、5分32秒にシッポを振って登場しますよ。でも、他の犬たちも見てほしいなあ。
動画を見ることは保護支援にもつながります!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Takis Shelter