犬のウンチ、みんなどのように処理してる?
犬を飼っていると必ず犬のウンチを処理する場面が毎日のようにありますよね。皆さんは、愛犬のうんちをどのように処理していますか。
一般的に多くの自治体では、2種類の方法で犬のウンチを処理することを推奨しています。
- トイレに流して通常の排便と同様に処理
- 燃えるゴミとして処分する
この2パターンが多いです。皆さんもお住まいの自治体のルールに沿ったどちらかの方法で処分しているのではないでしょうか。
しかし、この2つの処理方法も正しい方法で処理しなければ、トラブルを引き起こしたり、実はマナー違反であったりするため気をつける必要があります。
犬のウンチの間違った処理方法5選と正しい方法
犬のウンチを処分する際、どのような点に気を付けるべきなのでしょうか。ここでは犬のウンチの間違った処分方法を紹介します。「やっちゃってた!」という方は、すぐにやめて正しい方法を覚えましょう。
1.ウンチに紛れた小石も一緒にトイレに流す
犬のウンチには、ウンチ以外にも異物が紛れていることがあります。例えば、散歩中に誤飲してしまった小石などが代表的な例です。
こうした異物がウンチと一緒に排出されていることが多く、小石が紛れ込んでいる状態でウンチをトイレに流してしまうと、大きさや量によってはトイレを詰まらせてしまう恐れがあります。
ウンチの中に大きめの小石などが紛れ込んでいないかどうかを確認した上で、トイレに流すようにしましょう。紛れ込んでいる場合は、少々面倒ですが取り除いてから捨てるようにしてください。
2.ウンチを取った「トイレに流れない紙」と一緒に流す
愛犬のウンチを取る際に、ティッシュペーパーやトイレシートにそのまま包んでいる方も意外と多いです。しかし、こうした紙はトイレに流すことができません。
「少しなら」とトイレに流してはいけない紙で包んだままトイレに流してしまうと、当然トイレ詰まりの原因となります。集合住宅の場合、ご自宅だけでなく他の住人の迷惑となったり、下水管の漏れの原因となったりします。
ウンチを流す際は、必ずトイレに流れない紙を別にしてから捨てるようにしてください。あらかじめトイレットペーパーでウンチを取っておけば、そのままトイレに流せるので楽ですよ。
3.ウンチをそのまま可燃ゴミの袋に入れる
自治体によっては、可燃ゴミとして処分することを推奨していたり、許可している自治体もあります。しかし、ウンチをそのまま可燃ゴミの袋に入れて処分する方法は、少々マナー違反です。
可燃ゴミの袋にそのまま入れてしまうと匂いが気になりますし、ゴミ捨て場に捨てた際、カラスがつついて犬のウンチが外に漏れてしまい、周囲の迷惑となる恐れもあります。
ウンチを可燃ゴミとして捨てる場合は、きちんと紙で包むなど、そのまま捨てることのないようにしましょう。
自治体のホームページを確認すると「紙で包んだ後、ビニール袋などに入れて可燃ゴミ指定袋に入れる」など指示が記載されていることもあるので、ぜひ確認してみてください。
4.散歩中の道に埋める
最近はあまり見かけませんが、一昔前は散歩中に愛犬がウンチをしてしまった際、散歩途中の道路や花壇に埋めて処分しようとする人がいました。当然、これはマナー違反です。
最近では、自治体ごとに犬のウンチを道路に放置しておくと罰金が科されるなどのルールが設けられていますが、これも廃棄物の放置に当たります。罰金対象となるマナー違反なので、必ず家に持ち帰り、各ご家庭で処分しましょう。
5.自宅の庭や公園で燃やす
自宅の庭で燃えるゴミを燃やして処分するご家庭もありましたが、こちらは環境や安全面の配慮から、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で規制されています。
公園などもゴミを燃やす行為を禁止しているところが多く、違反すると懲役刑、もしくは罰金刑を科されます。もちろん犬のウンチも同様なので、燃やして処分する方法は絶対にやめましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬のウンチは意外と処分方法に困る飼い主さんが多いです。間違った方法で処分してしまうとマナー違反となったり、トラブルを引き起こしたり、最悪の場合、違法となる恐れもあるので正しい方法で処分することを心がけましょう。