保護施設から大海原へ
犬の船長さん
元保護犬の「ジャクソン」はジャーマンシェパードの男の子。素敵な飼い主さんと出会いました。
その経緯はこうです。飼い主のライアンさんはジャーマンシェパードのファンで、いつか是非飼いたいと思っていました。そんなある日ライアンさんのパートナーが何気なくRSPCA南オーストラリアに電話し、その後実際に施設を訪れることになりました。
たくさんの保護犬に会う中で、お2人はジャクソンに一目惚れ。まだ子犬だったジャクソンを引き取り育てました。
ジャクソンが育った環境は一般的な犬の生活とはちょっと違いました。ジャクソンの永遠のお家は大海原に浮かぶ船の上。まさに世界中を旅することになったのです。
最初は、航海に連れて行くことが犬にとっていいことなのかどうかとても悩んだと言うライアンさん。そんな心配をよそにジャクソンはすぐに慣れ、まるで「僕が船長だ」とでも言っているかのように楽しんでいます。
ジャクソンには可愛い『相棒』 がいます!モンテネグロで保護されたキジトラ猫の男の子「フィン」です。保護当時、まだ生後4週だったフィンを船に連れ帰ると、2匹はすぐに仲良くなりました。
フィンはジャクソンを 『ママ』 のように慕い、ジャクソンはフィンを我が子のように可愛がりました。
硬い絆で結ばれた2匹はいつも一緒です。
飼い主さんは、ジャクソンにめぐり合わせてくれたRSPCAにもとても感謝しているとおっしゃっています。きっとジャクソンも同じ思いですね。
保護施設から大海原へと乗り出したジャクソンのハッピーな航海はまだまだ続きます!
ジャクソンとフィンの航海の様子はこちらから。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA SA
RSPCA South Australia
▼ 公式サイトはこちら
https://www.rspcasa.org.au/