犬を笑顔にさせるコツ
1.飼い主が笑顔でいること
愛犬を笑顔にするコツは「飼い主が笑顔でいる」ことです。
犬には飼い主の喜怒哀楽の感情を読み取り、共有したいという心理があります。嬉しい感情が伝わると犬も一緒にはしゃいで喜んでくれますよね。
飼い主が笑顔でいる時の感情が犬にも伝わると犬の表情も笑っているように見えるのです。
2.安心感を与えること
愛犬を笑顔にするコツは「安心感を与える」ことです。
表情が笑っているように見える時の犬の心理は「安心」「信頼」「リラックス」です。仰向けに寝転がっているなど無防備な体勢でいることがあります。
飼い主が側にいることで安心感を得られる犬は笑顔を見せることが多いのです。
3.愛犬の前で機嫌を悪くしないこと
愛犬を笑顔にするコツは「機嫌の悪い姿を見せない」ことです。
飼い主の機嫌が悪い時、犬の表情が笑っているように見えることがあります。「また怒ってるの？」とバカにして笑っているわけではありません。
機嫌の悪い飼い主に向けて笑顔を見せる時の犬の心理は「落ち着いて？」「安心して？」となだめたいのです。
4.相性の良いお友達犬を作ってあげること
愛犬を笑顔にするコツは「お友達犬を作ってあげる」ことです。
犬同士で笑顔を見せ合うことがあるのですが、「一緒に遊ぼう！」と誘いたい、「仲良くしよう！」とフレンドリーな雰囲気にしたいなどの心理が表れています。
相性の良いお友達犬がいると、お散歩中やドッグランでの愛犬の笑顔も増えると思います。
犬の笑顔に隠れたネガティブな心理
不安・緊張・恐怖
犬が目を細めながら笑っているように見えることがあります。
不安・緊張・恐怖を感じ、目を細めることで「私はあなたに攻撃しません」「あなたも落ち着いてください」「あなたに敵意は一切ありません」と伝えたいのです。
緊張から軽いパンティングをすることがありますが、口元が開くことで笑っているように見えるのです。
ストレス
犬が笑っているように見える時、ストレスのサインである可能性があります。
- 耳を後ろにキュッと倒しながら笑っている
- 尻尾を下げながら笑っている
- マズルにシワを寄せながら笑っている
- 目を逸らしながら笑っている
- 愛想笑いのような引きつった笑顔をしている
人には笑って見えるかもしれませんが、犬自身は全く笑っていない状況です。
嫌なことをされている時、苦手な人を目の前にした時などに見せる「ストレススマイル」です。笑顔のように見える表情以外を確認するとわかりやすいです。
耳や尻尾の動き、体勢や仕草に表れていることがあります。
笑顔のような表情を持つ犬種
サモエド
犬好きを虜にする「サモエドスマイル」をご存知ですか？
サモエドには口角がキュッと上がっている特徴があり、笑っているように見えることから名づけられました。
優しさが滲み出る真っ黒いつぶらな瞳、ふわふわな真っ白い被毛、フレンドリーな性格もサモエドの表情が笑って見える理由なのだと思います。
ポメラニアン
サモエドを祖先に持つとされているポメラニアンにも笑顔のような表情がよく見られます。
マズルは短めですが、口角がキュッと上がっていることで笑っているように見えるのです。
ポメラニアンにはキツネ顔タイプとタヌキ顔タイプがありますが、タヌキ顔タイプの方がより笑って見えることがあります。
まとめ
犬を笑顔にさせるコツと犬が笑ったような表情をする時の心理を4つ解説しました。
- 飼い主が笑顔でいること
- 安心感を与えること
- 愛犬の前で機嫌を悪くしないこと
- 相性の良いお友達犬を作ってあげること
飼い主が明るく笑顔の絶えない人であると、愛犬も自然と笑顔を見せてくれる機会が多い傾向にあるようです。
