自傷癖のある保護犬。カラー生活からの脱却

自傷癖のある保護犬。カラー生活からの脱却

私が足繁く通っていた保護犬カフェに桔梗(ききょう)が仲間入りしました。何度も会っているうちに可愛さの虜になり、幸せにすると決めて家族になりました。

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️桔梗が家族になるまで

傷だらけだった

2019年10月にブリーダーから保護され、保護犬カフェ西八王子店(以下、カフェ)で里親募集が始まりました。ポメラニアンとコーギーのMIX犬です。

保護された当初は、尻尾と後ろ足が自分が噛んだ跡で傷だらけ、尻尾は毛がハゲていて傷が丸見えでした。

保護初日

足先や尻尾を触ったり嫌なことがあったりすると、自分の尻尾を追いかけてしまう癇癪が止まらなくなり、止めるために手を出したらこちらが噛まれてしまうのでエリザベスカラー(以下、カラー)が外せない生活でした。

大きなベッドを占領

飼えないから触れ合う

私は実家暮らしで犬は飼えないと言われていたため、触れ合って寄付になるカフェに通っていました。桔梗が保護されてきたときは、おもちゃとおやつが大好きなやんちゃで可愛い子だと思いましたが、飼うのは大変だろうと思っていました。

元々人が好きな子だったので何度も遊びに通っているうちに懐いてくれて、私が顔を出すとすごく喜んでくれるようになりました。

新しいカラーでにこにこ

家族にする決意

気が付いたら私は桔梗と一緒に暮らして癇癪が起こらないようにしてあげたいと思っていました。癇癪はストレスで起こっている可能性が高く、家族が決まって安心した生活が送れれば自傷行為が無くなるかもしれないと思ったのです。

実家で飼うことはできないため急ピッチで一人暮らしの準備を始め、2020年3月、出会ってから約5ヶ月、ついに家族になりました。

お迎え当日

慣れない生活

お迎えしてすぐはストレスで癇癪の回数は多く、カラーを外すことはできませんでした。付きっきりで見てあげられて、万が一何かあっても病院に駆け込める時間だけカラーを外して遊ぶ練習をしました。

ですが、スイッチが入ると癇癪が起こり、止めようとしたところで噛まれたこともありました。

この時の桔梗の課題は以下の3つでした。

  • カラーを外した生活をする
  • 癇癪を起こさない
  • 足先や尻尾を触っても怒らない

お散歩

精一杯してあげたい

カフェからお迎えする時スタッフさんと相談していたことがありました。それは、断尾をするということです。

通常断尾をする犬種(プードル、シュナウザー、コーギーペンブローグなど)は生後3〜4日で手術をします。1歳6ヶ月の桔梗がもし断尾をするとなると稀なケースであるため、獣医さんと相談してリスクや費用について教えて頂きすごく悩みました。尻尾を切って果たして癇癪が治るのかどうかは断言できませんでした。

ですが、もし癇癪が治ってカラー無しの生活ができるようになる可能性があるならやろうと決めました。そして避妊手術で全身麻酔をかける時に一緒に断尾手術もすることになりました。

一歩一歩着実に

手術は無事成功し、お尻にちょこんと乗るくらいの可愛い尻尾になりました。断尾の手術跡が治り始めてきた時にカラーを外す練習を再び始めました。まずは家の中でおもちゃで遊ぶ数時間からです。大好きなおもちゃを目の前にしていると怒らずにいられました。

次はお散歩です。踏切の音にびっくりして外で癇癪を起こしたこともありました。回数を重ねるうちに慣れてきて、お散歩ではカラーを外せるようになりました。

カラー無しでお散歩

最後はお留守番の時間です。初めは家に帰ったら血まみれになっていないかヒヤヒヤしていました。少しの時間から練習して、いつの間にかできるようになっていました。

もうカラーなくてもへっちゃら

別犬のよう

あんなに足先を触られるのが嫌だったのに、今ではお散歩から帰ってヘソ天で足を拭けるようになりました。また、抱っこすると怒っていたのに怒らなくなりました。

1番変わった事は、とっても甘えん坊になったことです。最近は寒くなってきて私のお布団に入ってゴロゴロしていて可愛いです。

お布団でゴロゴロ

これからの生活

できるようになったことが沢山ありますが、まだ完全に癇癪を起こさずに生活できている訳ではありません。トリミングに連れて行くとストレスでずっと足を追いかけて怒って吠えていますし、抱っこされたく無い時に抱っこすると歯を剥き出しにしてうなります。爪切りをしようものなら、怒って暴れます。

だからこれからは癇癪を起こさないことに加えて、この2つができるように桔梗と一緒に頑張りたいと思っています。

  • 嫌なことがあっても足を噛まない
  • 爪切りで怒らない

️保護犬と家族になるということ

私たち次第

大概保護犬は成犬であることが多いです。成犬だとしつけを覚えられないんじゃないか、懐かないんじゃないかといった心配事が出てくる方が多いと思います。ですが、そのような心配はいらないと思います。

桔梗はカフェでは"おすわり" "ふせ" "まて"は覚えていて、家族になってから"おて" "おいで"やトイレのかけ声も覚えました。同じカフェで家族が決まった子で、全くお散歩ができなかったのに飼い主さんと少しずつ少しずつ頑張って、るんるんで歩けるようになった子もいます。

ドッグランで大はしゃぎ

私たちがコミュニケーションをとれば時間がかかってもいつか心を開いてくれるはずです。わんちゃんが変わってくれるかどうかは私たち飼い主次第だと思います。

️まとめ

保護犬として里親募集に出る犬は、主にこの3つのどれかであることが多いです。

  • 繁殖引退犬(ペットショップで売っている仔犬達のお母さんやお父さん)
  • 飼育放棄
  • 野良犬や迷子犬

決めポーズ

外を知らなかったり人間が怖かったりトラウマを持っている子達もいます。犬を飼いたいと思った時にペットショップだけじゃなくて保護犬の子達もいることを思い出して頂けたら嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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