よっこらしょ
通報・発見
公園に捨てられた老犬の保護依頼を受けて、保護団体HOPE FOR PAWS が現場を訪れ、大型犬を発見しました。
1週間以上、ここに一人ぼっちでいる間、「グリズリー」はどんな気持ちを抱えていたのでしょう。「年取ったからいらない」姥(うば)捨てだったとしたら、あまりにも悲しいです。
保護
保護団体メンバーのアニメ声のお姉さんが声をかけながら接近すると、グリズリーは「よっこらしょ」と体を起こして近づいてきました。人慣れしているようです。
首や肩などに痛みやしびれが出ることもある頚椎(けいつい)症や関節炎の症状が見られます。年齢に加えて、遺伝的な問題かもしれません。
老犬特有の穏やかな表情で、尻尾も振ってくれます。すぐに布リードをつけました。
アニメ声じゃない方のメンバーが、「あなた、ハンサムねえ~」と持ち上げますよ。笑
うん、ハンサムだ!
スキャナでマイクロチップがないことを確認した後、車へ。車にも乗り慣れていたんだろうなあ、と思われます…。もう若い頃のように、ピョン!とジャンプして乗り込めないグリズリーの腰を、後ろから支えて押し込みます。犬は高齢になると後足から弱くなりがちですね。
立ち上がる時、下り坂を降りるとき、頭から前のめりに倒れないように、支えが必要になったりします。それも含めて愛おしいんですね、高齢犬。
ケア
病院で体を洗う間も、グリズリーは落ち着いています…と思ったら、やっぱりイヤみたい。フン、フン、フーンと悲しげに鼻を鳴らしました。ごめん、それもかわいい…。
耳の感染症治療も施しました。
それから
グリズリーは、一時預かり施設で元気です。まだまだ現役、感情表現も豊か。
動画制作の時点で里親さんを募集中でした。今頃はやさしい里親さん宅で、ゆったりと暮らしているといいですね。動画をご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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