人を避けて完全夜行性の犬を保護。人のねばり強さが犬の心を溶かした！

徹底的に人を避ける犬が、ある女性の家の敷地に夜な夜な現れるようになったため、何週間も食べ物を与えて習慣化し、最後はケージトラップで保護することができました。

更新日：2021年06月28日

何事も習慣が大切

米国テキサス州からの報告。近隣に現れた犬は、虐待を受けた後、そのあたりに捨てられたようです。

夜間の監視カメラが、カーポートに置かれたドッグフードを食べる「ヘンリー」の姿をとらえます。カリカリ、ポリポリと音も聞こえます。

心霊写真…ではないですよ。この女性、何週間も毎晩毎晩、こうして食べ物をまいたんだそうです。そしてヘンリーは、人が寝静まった頃にこっそりやってきては、それを食べるのが習慣になりました。

頃合いを見はからって、女性は保護団体に借りてきたケージトラップをしかけました。すると…

ヘンリーはケージに入ってくれたんですね！

朝になり、女性はケージの中のヘンリーを確認して、その横に座り込みました。ヘンリーが落ち着くまで、何時間もです。そして足先をちょこっと触ってみたりして…。ヘンリーの反応はいかに！？

女性は、ケージ越しに手をヘンリーの口元近くへも持って行くなど、ヘンリーとの距離を縮めて行きました。

そして訓練施設へ入所したヘンリーの様子は、リードをつけて落ち着いて歩いたり、「おいで！」と言われて近づいてきたり。とても友好的になりました。もともとの性格が安心してやっと現れたのでしょうね。里親さんと出会う日も近いでしょう！

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