ピットブル2頭を発見
通報・発見
打ち捨てられてボロボロな家に居ついた2匹の犬の保護依頼を受けて、Stray Rescue of St. Louis が現場にやってきました。
ガラスを割って窓から侵入します。危ないなあ、厚手の手袋しないとケガしますよ!
やせ細った「アテネ」はビクビク、オドオドしていますが、食べ物につられて出てきてくれました。これはリードをつけられそう。
1分もたたないうちに、人の目の前で伏せてくれましたよ。リードを見せるとちょっとためらったけれど、リードをつけることができました。
アテネに誘われるように「アドニス」も近づいてきて、こわごわにおいをかいでいます。
リードをかけられたことも意に介さず食べ物に夢中なアテネの後ろで、まだ人を信用しきれないアドニスを追って食べ物を差し出すと遠慮がちにパクッと受け取ってくれました。
リードをつける瞬間は映っていませんが、2匹をゴミが散乱した家から外へ誘導します。アドニスもシッポを振っています!
家の中の散乱具合はこの通り、いわゆるゴミ居屋敷状態。と言うか、ただのゴミ置き場ですね。外につながる開口部は板でふさがれていて、わざと犬を中に閉じ込めた感じです。衰弱死する前でよかったです。
2匹とも人の手に触れられることを喜んでくれるようになりました。アテネは相変わらず、わちゃわちゃと動き回って、アドニスを下から持ち上げていますよ。もー、慌てるなー!
施設へ
車に乗せても、アドニスは落ち着いて車の中のにおいを確かめたりしている様子。アテネはまだ、「食べ物どこ?何かちょうだい!」とわちゃわちゃ。仲良しの2頭の性格の違いがおもしろいです。
これから保護施設へ向かうところ。ごはんが食べられるよ!愛情をたっぷりもらえるよ!
※こちらの記事は動画配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Stray Rescue of St. Louis