犬の『お腹いっぱいサイン』3選!与えすぎるリスクや適切な量を解説

犬の『お腹いっぱいサイン』3選!与えすぎるリスクや適切な量を解説

愛犬がご飯をあまり食べないと飼い主さんは心配になると思いますが、もしかしたらその時、犬はお腹いっぱいのサインを出しているかもしれません。ここでは犬の満腹サインとや与えすぎのリスクなどについて解説したいと思います。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.自分の口のまわりを舐める

口をなめている犬

犬がご飯を食べ終わった後、ゆっくりと自分の口のまわりを舐めている時はお腹いっぱいになったという合図と考えられています。

「あ〜、おいしかった!」とばかりに、満足している時にこのような行動が見られます。また、口のまわりについている食べ物を舐めとろうとしている場合もあるでしょう。

ちなみに、ご飯の前にペロペロと舌を出して自分の口まわりを舐めたり、周囲の空気を舐めるような仕草を見せたりする時は、反対にお腹が空いているというサインです。

2.ため息をつく

伏せている茶色い犬

犬が食事に満足してお腹がいっぱいの時には、「ふぅ〜」と長めのため息をつくことがあります。

食後に伏せたり、横になった状態で鼻からゆっくり息を吐き出すようにするため息は、満腹のサインと考えていいでしょう。

満腹になっている場合には、そのままウトウトとしてねむってしまうこともあります。

ただし、口のまわりを舐める行動と同様に、ため息をつく行動にもさまざまな意味があります。

満足している時にため息をつくこともあれば、不満をあらわすためにため息をつくこともあります。

満足している時には、目を細めて心地良さそうにしていたり眠りについたりしますが、不安を抱いている時は「フンッ」という短いため息をついたり、飼い主さんのことをじっと上目遣いに見つめていたりします。

3.フードボウルを鼻で押して遠ざける

フードにあごをのせるコーギー

お腹いっぱいになった時、「もういらない」と言わんばかりにフードボウルを遠ざけるような行動をする犬もいます。

食べ終わった時点でその場から離れられる場合は、どこかに行ってしまうことが多いと思いますが、ケージの中など狭い空間でご飯を食べている時は、フードボウルをケージの隅まで押しやるような行動をとります。

また、最後まで食べるように何度も勧めていると、フードボウルをひっくり返して「いらない!」と意思表示する犬もいます。

食事を与えすぎるリスクとは?

体重計に乗るパグ

犬の飼い主さんの中には「犬は満腹にならない」という話を聞いたことがある人もいると思います。

また、どれだけ食べ物をあげても満足する様子がなく、いくらでも欲しがる犬の様子を見て、その話を実感している人も多いことでしょう。

しかし、正確には満腹中枢がないというわけではなく、犬が早食いであることから満腹中枢が刺激されて満腹感を感じるまでに時間がかかっているということなのです。

そのため、満腹感を感じるまで、どんどん食べてしまうのですが、いざ満腹感を感じた時には胃袋の容量が限界になっていて吐き戻してしまったり、下痢をしてしまったりすることが多くあります。

餌の上で満腹な犬

また、犬は本能的に狩りをしていた動物としての遺伝子を引き継いでいるため、「次にいつ獲物が手に入るかわからないから、食べられる時に食べておこう」という意識が働きます。

これらの習性から、満腹になっている様子が見られず、つい与えすぎてしまう飼い主さんもいますが、与えすぎはさまざまなリスクがあるので注意してください。

前述した通り、吐出や嘔吐、下痢などの消化器系トラブルを起こしたり、命をも脅かす胃拡張・胃捻転症候群に陥ったり、肥満になってさまざまな疾病リスクを高めてしまったりします。

まとめ

ドッグフードの横で伏せる犬

犬は食事に満足した時、口のまわりを舐めたり、ため息をついたりといった行動をします。

また、「これ以上いらない」という意思表示のために、フードボウルを自分から遠ざけたりひっくり返したりすることもあります。

このような行動を見せる時は、それ以上無理に食べさせようとしない方がいいでしょう。

いつもはもっと食べるのに…と思って心配になることもあるかもしれませんが、犬にもそれぞれちょっとした体調の変化などがあるので、多少は食べる量にムラが出ることもあるでしょう。

与えすぎることで嘔吐や下痢などのトラブルを引き起こすこともありますので、普段偏食などをせずしっかりと食べている犬の場合は、基本的には犬自身の判断に任せて問題ないと思います。

ただし、何日にもわたって食べないことが続いたり、食べずに寝てばかりいたりする場合は、念のため動物病院で相談するようにしましょう。

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