糖尿病の犬を引き取り治療。ガリガリだった犬は見事に健康体に変身!

糖尿病の犬を引き取り治療。ガリガリだった犬は見事に健康体に変身!

保護センターに1匹の成犬が保護されました。痩せていても食欲はあったのですが、食べても食べても体重が増えていきません。動物病院での検査では糖尿病だったのです。治療として毎日のインスリン注射が必要だったので、ボランティア団体を通して我が家で終生で引き取った犬のお話です。

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その犬の状況

推定年齢8歳から10歳くらいの雑種の犬ですが、保護された時には身体がガリガリに痩せていました。保護された時から食欲はあったのですが毎日完食する割には体重が増えていかなかったのです。

ケージの中で顔を上げている犬

そこで動物病院で検査をしたら、糖尿病との結果が出ました。血糖値の値が異常に高く、直ぐにでもインスリン注射が必要です。そこで、暫くは保護センターで1日2回の投与が始まったのですが、それ以外でも食事の管理が必要になってきました。

まずは体重を増やさなくてはならず、ただフードを増やすだけではカロリーオーバーになって血糖値が低くならないので、毎日のフード管理が必要でした。

その犬を引き取るまで

暫くは保護センターで、インスリンを投与されていましたが、それでもなかなか体重が増えていきませんでした。いつもご飯は完食するのですが、食べるのがとても早く差し出したら直ぐに食べきってしまうのです。

外で立っている犬

いわゆる早食いで、できれば少しずつ与えた方がいいのですが...たくさんの保護犬や猫がいるセンターでは、この子だけに長い時間はかけられません。そこで糖尿病の治療と食事管理を徹底する意味で、我が家で終生で引き取りました。

現在のその犬との生活

我が家で預かって3年位経ちますが、体重は少しずつ増えていき、だいたい適正体重に戻ってきています。血糖値の方は毎日2回インスリンを注射していますが、安定している時期とそうでない時期があります。でも体調はいいようで散歩の時には小走りで走ったりできます。

リードを付けて散歩している犬

ご飯は一度に与えると早食いするので、1食分を5~6回くらいに少しずつ分けて食べさせるようにしています。時間はかかりますが、こうするとゆっくり食べることができます。

毎日のインスリン注射は嫌がることもありません。糖尿病には適度な運動も必要なので、毎日2~3回散歩に連れ出しています。あまり長い距離は歩かずに、回数を増やして行っています。

その経験を通して

正面を向いて立っている犬

糖尿病の犬を預かるのは初めての事です。最初は上手にインスリンを打てるのか、食事管理はできるのか多少不安でしたが少しずつ体重が増えていって元気になってくる姿を見ていると預かって良かったと思います。

毎日のお世話は多少大変なところはありますが、元気な姿を見れることはとても幸せです。

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