犬は褒められることで伸びる!
愛犬が何か芸をした時、あるいは初めて何かを成し遂げた時、皆さんはたくさん褒めてあげていますか。犬は飼い主に褒められることで、「次も頑張ろう」「飼い主さんが喜んでくれた!」と達成感を得ることができます。
また、飼い主に褒められることで、ストレスが緩和されたり、刺激となって認知症予防になったりとさまざまなメリットが生まれます。愛犬が何かできた時は、その度に褒めてあげてくださいね!
犬が褒めてほしい時にする態度や仕草4選
犬が「これができた!」と思った時、飼い主に褒めてもらえないと「褒めてほしいな〜」と褒めてほしそうな態度や仕草を見せていることがあります。飼い主はその態度や仕草を察知して、たくさん褒めてあげることが大切です。
1.少しソワソワした様子で見つめる
飼い主の前で少しそわそわした様子でじっと見つめてくることはありませんか。これは「あれができたんだけれど、飼い主さんはいつ褒めてくれるんだろう」と褒められることを期待している時に見せる態度です。
いつ褒めてくれるのかという期待が、そわそわと落ち着きのない態度に出ています。また、基本的に犬が「何かをしてほしい」と思っている時は、訴えるように飼い主のことを見つめていることが多いです。
2.前足を乗せて目をキラキラさせている
積極的に「褒めて!できたよ!早く褒めて!」と飼い主にアピールしてくる犬の場合は、飼い主の膝や腕の上に前足を乗せて、直接アピールしてくる犬もいます。
この時、犬は嬉しそうに口角を上げ、軽く口を開いて目をキラキラさせていることが多いです。表情から「嬉しい」「期待している」といった心理が見受けられるので、飼い主も気づいてあげましょう。
3.興奮した様子で口や顔を舐めてくる
自分が何かを成し遂げることができた時、犬自身がその達成感に喜びを感じて興奮状態となることがあります。そのような犬の場合は、興奮した様子で口や顔を舐めて「できたよ!できたよ!」と飼い主にアピールしてくることがあります。
このように激しく「できたよ」「褒めて」とアピールされれば、飼い主もなぜこの行動に出ているのかを察知できるでしょう。興奮状態に陥っているので、一度落ち着かせてから「すごいね!」とたくさん褒めてあげてください。
4.飼い主の足下をうろうろする
犬が「褒めてほしいなぁ」と思っている時、飼い主に褒められないと「どうして褒めてくれないの?」「いつ褒めてくれるの?」と足下をウロウロと彷徨うことがあります。
上記のように積極的にアピールしてくるわけではありませんが、飼い主のすぐ近くにいることで、いつでも褒められる準備はできているよ、という合図でもあるようです。
愛犬が何か達成した後に、飼い主の後をウロウロと付いてまわる場合は、褒めてほしいというアピールか、あるいはご褒美がほしいというアピールの可能性が高いです。たくさん褒め、たまにはおやつを与えてあげましょう。
これで伝わる!褒める時に意識すべきポイントは?
では、愛犬が何かを達成した時、あるいは「褒めて」とサインを出している時、どのように褒めるべきなのでしょうか。テンション低めで褒めても犬には伝わりにくいので、以下のポイントを押さえて褒めてあげましょう。
- なるべく高い声で褒める
- 笑顔で褒める
- 撫でるなどボディタッチをする
- 時々ご褒美としておやつを与える
このように愛犬に伝わりやすい表情や行動を取り入れて褒めることで、犬も「褒められた!」「嬉しい!」と実感しやすくなるようです。ぜひ以上の4点を頭に入れて、頻繁に褒めてあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬が褒めてほしい時、積極的にアピールする犬もいれば、さりげなくサインを送ってくる犬もいます。今回紹介したサインを見逃さず、愛犬が何かを成し遂げた時は、積極的に褒めてあげましょう。