秋田犬『大吉』くんとの出会いがポチパパさんをドッグトレーナーに!
ポチパパさんが、大型犬や咬み犬を専門にドッグトレーナーとして活躍することになった『きっかけ』を与えてくれた存在。
秋田犬『大吉』くんが歩んできた人生はあまりに惨酷なものでした。
秋田犬『大吉』くんとの出会い
2011年、鉄工所を経営していたポチパパさんは3頭目の愛犬として大吉くんをお迎えされました。
当時オスの秋田犬を探していたというポチパパさんは、保護犬情報サイトで1歳だった大吉くんを発見。すぐにお迎えを決意したといいます。
『大吉』くんが保護されるまでに受けた虐待
大吉くんはゴミ置き場に1m程しかないロープでぶら下げるかのように繋がれ、食事はたまに投げ入れられる袋ごとの菓子パンだけ。飲水はゴミに溜まる雨水だけだったといいます。
団体さんに保護されたのは8月、ロープに縛られた首の皮膚は裂け、化膿。十分な食事や水もない中、炎天下に晒されていた大吉くんはあと数日でも保護が遅れていれば命を落としていたかもしれない状況だったとポチパパさんは語ります。
『大吉』くんに咬まれたことが保護活動のきっかけに
そして大吉くんとの出会いは、ポチパパさんの人生を大きく変えることとなりました。
トライアル初日、ちょっとしたハプニングをきっかけに太ももをガブッと咬まれてしまったポチパパさん。その傷跡は今でも残っているというほど。
しかし、ポチパパさんが感じたのは『怖い』という感情ではありませんでした。
大吉くんとの出会いにより、この世には虐待を受けている犬たちが数え切れないほど存在することを知り、また、犬が咬むのには必ず何か理由があるのだと感じ、保護活動に関わることを決意されたといいます。
『大吉』くんは喧嘩っ早く負け知らず…?
ポチパパさんは、生死をさまよいながら虐待を耐え抜いた大吉くんのメンタルはあまりに強いものだと語ります。
喧嘩っ早いところもあり、保護犬達の楽園で暮らす7頭ほどのわんこ達と喧嘩をしたことがあるものの、全戦秒殺で負け知らずなのだとか…!
辛い経験を優しさに!弱き者を救うヒーローになった『大吉』くん
それと同時に自分が過酷な経験を経てきたからこそ、小さな子や弱い子に対しては徹底的に優しく接するといいます。
『弱い子が何かされたと思ったら、大ちゃんすっ飛んで行きますね』
と、ポチパパさん。強き者だからこそ弱きを守る!まさにスーパーヒーローのような存在であり、保護犬達の楽園で暮らす子たち、そして既に巣立っていった子達を含め多くの保護犬たちが大吉くんを慕っています。
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ポチパパさんの本が出ました!
長男『大吉』くんとポチパパさんのストーリーは著書『どんな咬み犬でもしあわせになれる 愛と涙の“ワル犬”再生物語』でも詳しく語られています!ぜひ、ご覧ください!