うなり声がかわい過ぎる
通報・発見
高速道路の下に住みついた2匹の小型犬の保護依頼を受けて、ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWSが現場に到着しました。
誰かが置いて行った大量のカリカリ。
その近くの狭いトンネル内に隠れていた犬を、保護団体のリーダーが目視しましたが、カメラでははっきり見えません。
とりあえずトンネルの出入口の一方を網でふさいだ上で、大きな高速道路の下の道を車で横断して、もう一方の出入口から中へ入ってみると、よく似た2匹がそこにいました。
追われていると知って、外への抜け道を探していたようですが、2匹一緒に行き止まりに入り込んでしまいました。
ラッキーです!伸び放題の毛の奥につぶらな瞳がのぞいています。
食べ物を差し出すと、手前のオスは高音で「プルルルル」とうなります。
こんなかわいらしいうなり声、初めて聞きました!笑
確保
目の前に食べ物を置いても全く反応しません。飢えてはいないのですよね、カリカリはたくさん食べてますしね。
ワイヤリードを伸ばしてつかまえることにしました。
まずは奥の子に…よっしゃ。
続いて手前の子。…よっしゃ。
引っ張り出す場面は撮影されていませんが、ひと苦労だったでしょう。
下の静止画は、引っ張り出した後。素手でなでてますね。この子はオスでした。
奥にいたメスの子はもう少し時間をかけて信頼を得なければなりませんでした。
下の静止画では、なでられながらもリードを噛んでいますよね。
何とか出て来てもらって、仲良しタイムです。まだ2人を信用していない犬は、隙を見て逃げ出す気満々。
落ち着かせるために、2匹を一緒にしようと抱きかかえると、女の子の方はまだ牙をむきます。でも咬みつく仕草はないようです。そうは言っても気を付けて!
やっと落ち着いたところで、高速道路の下を横断するあの狭く長いトンネルを移動。
犬を連れて背中を丸めて歩くのが、かなり大変で息が上がりましたが、ついに青空の下に戻ってくることができました。
ケア
病院について、さっそく伸びきった体毛をバリカンで刈っていきます!
長毛種の犬たちのこのシーンは、いつみても気持ちいい~。カタルシス~。
名前は、「ペプシ」と「コーラ」になりました。
ツルツルになったところでシャワー。
それから
シャワーの後、きょうだいはもう、嬉しくて、緑のTシャツの団体リーダーにピョンピョンまとわりつきます。
彼が何やらブツブツ言っているのは、「君たちきれいになったね。あ、僕はまだ汚いから。君らはきれいだよ。僕は汚いの。」笑
そして最後に、何週間もこのきょうだいに食べ物を与えていた家族が、彼らに会いに来てくれました。見違えたきょうだいに、子どもたちも嬉しそうです。今までありがとう!
一時預かり施設から、できればきょうだいそろって引き取ってくれる里親さんに巡り合えるといいですね。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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50代以上 女性 ラッキー