食べ物はもらっても、人を信用しなかった犬
通報・発見
元飼い主に捨てられて5年も路上生活を続けていた犬の保護依頼を受けて、南カリフォルニアの動物愛護団体J.J. Woofin Paws Rescue Agencyがやってきました。
犬に食べ物を与えていた人々も、逃げる犬を保護できずにいたのです。
ミニチュア・ピンシャーやパグのミックスのようですね。
食べ物を手から直接受け取ってくれるのですけれどね。つかまえようとすると逃げるのでしょう。
白髪(しらが)が出て来ているから、そろそろ高齢犬ということでしょうか。
路上での暮らしは若い犬でも過酷。高齢の犬ならなおさらです。
安全に保護するため、ケージトラップを使います。犬は怪しみながらも食べ物に引き寄せられて…。
タイミングを見計らってひもを引き、つっかえ棒を倒してガシャン!犬を一発で確保できました!びっくりさせて、ゴメン!
犬はすっかり落ち着いたようです。
それから
まだ名前もついていないこの犬。これから健康診断に続いて、ワクチン接種、マイクロチップ埋め込み、去勢/避妊の3点セットで足りていないものは処置をして里親さんとの出会いを待ちます。
長い間ぬくもりを知らずに生きてきたこの子が、温かい家庭に引き取られますように。
シエラ
こちらの里親さん募集動画で、人に慣れリラックスしたこの子の様子を見ることができます。
ちなみに新しくついた名前は「シエラ」、およそ8歳ですって!まだ「高齢」というには早かった。ソファにもジャンプして上がります。まだまだ元気!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:J.J. Woofin' Paws Rescue Agency