貧しい地域でのできごと
とっさの救助
バングラデシュの首都、ダッカの町なかのどぶ川を、黒い子犬が流されています。
それ見た男性は、流れの先に小走りして、どぶ川のふちでサンダルを脱ぎます。
友人に貴重品を預けて、着衣のままためらわずどぶ川に降り、腰の高さ近い水の中を歩いて、流れてきた黒い子犬をすくいあげました。
子犬の流れてきた位置もよかったし、絶妙なタイミングでした!
ふちの上に立つ友人に子犬を渡します。子犬は動いてる!
近くいた犬が子犬を見に来ました。母犬ではなさそうです。
助けた人もきっと、犬の扱いや緊急事態にどうすべきかに慣れているわけではないのでしょう。
子犬はしばし、ぐったりと地面に放置されています。本来はここですぐ、体をふいて温めて、マッサージして…なんですけどね。
人びとと犬が子犬を囲んで相談。子犬の意識があって、呼吸できているのは幸いでした。
サンダルを脱ぐか、脱がないか
話している人たちの言葉はわかりませんが、子犬を囲んで「で、これをどうするんだ?誰が世話するの?」なんて言い合っているように聞こえます。地面にはごみが散乱し、貧しい地域なのだろうと思います。
救助した男性は仲間に向かって何を語っているのでしょう。「どうしよう、じゃないんだよ。救わなきゃ!」と言っているのでしょうか。
びしょびしょのジーンズのまま、手を広げて仲間に話しかける彼、とてもかっこいい!
子犬を扱い慣れていない感にあふれていますが、どうにかしないとという気持ちがあふれる男性。あまり関心のない他の人たちの中で、彼は子犬を思いやる気持ちがある人なのですね。
子犬はきっと、誰かが飼うというのではないのでしょう。母犬か代理母犬の元に身を寄せられたことを願います。
そして彼のように「サンダルを脱ぐ人」になれるかどうか、自分の胸に手を当てて聞いてみます。
サンダルを脱ぐ人になろう。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:ViralHog
ViralHog
▼ ViralHogYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/Viralhog
▼ ViralHogRumble
https://rumble.com/user/ViralHog