本来の元気な姿を取り戻して
通報・発見
人を恐れる小型犬の保護依頼で、ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWSがかけつけました。
犬は、金属の柵の内側の溝のようなところに収まっています。慌ててつかまえようとすると、柵のすき間をするりと抜けて道路にとび出す恐れあり。
犬は人と視線を合わせないようにして、よく見ると小刻みにふるえているようです。
接近・保護
柵の間からワイヤリードを差し入れて、犬の頭にかぶせます。うまくいく?
あー…失敗。犬は奥へ逃げてしまいました。
保護依頼をしてくれたのはこの家の住人のようですが、実はこの方、5年前にもここで小型犬の保護依頼をしていたのです。
すっかり忘れていた団体リーダー、ここで、「あれ、あなたはあの時の…」と突然思い出したよう。似たような状況だったんですね。
ここは玄関に通じる通路のようなところ。犬が怖がらないように、通路をはって進んでいきました。
でも見て!犬の視線は、さっきの金属の柵の方に向けられています。逃げようとしてる!
犬は迫ってくるワイヤリードを嫌がって立ち上がります。
イヤイヤして頭をそらすため、このリードでつかまえるのは断念。前進を続けて、すぐ近くまで接近し、手のにおいを嗅がせます。
残念ながら新型コロナ対策のゴム手袋では、ゴムのにおいの方が強いかもしれませんが…。
でもこの手に注目。軽く握って指を守り、手の甲を差し出していますね。犬に恐怖感を与えないアプローチです。手を上から下ろして頭をなでに行くと、咬まれることもありますから!
幸いこの子は攻撃することなく、ただ震えています。
ゆっくりさわり、ワイヤリードをつけてから引き寄せて、ひざに乗せました。ここでこの子を「マッケンジー」と名前をつけました。
住人としゃべりながら布リードにつけかえていると、マッケンジーは突然リラックス!緊張が一気にほぐれて、どさっと崩れるように腕にあごを乗せてきました!笑
ケア
車中も大人しく、病院に着いてさっそく体を洗います。
それから
マッケンジーはすっかり人を信頼してくれて、明るい表情を取り戻します。
一時預かり施設では、仲間の犬たちとも仲良く走り回っています。自分よりずっと大きな子と体をはって遊び、子犬にはそっと近づいてにおいを嗅いで。
楽しく過ごしているうちに、きっと素敵な里親さんに巡り合う日が来るでしょう!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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ユーザーのコメント
10代 女性 むむ